第31回（平成29年度）管理栄養士国家試験の問題と解答・解説

第31回（平成29年度）管理栄養士国家試験の問題と解答・解説

社会・環境と健康

• 31-1 国内外の公衆衛生・予防医学の歴史上の出来事である。
• 31-2 河川または湖沼の水質改善を示す所見である。
• 31-3 食物連鎖が大きく影響した公害病または事件である。
• 31-4 患者調査に関する記述である。正しいのはどれか。
• 31-5 疫学指標に関する記述である。正しいのはどれか。
• 31-6 疾病のスクリーニング検査の評価指標に関する記述である。
• 31-7 喫煙に関する記述である。
• 31-8 歯科保健に関する記述である。
• 31-9 ガンとそのリスク因子の組み合わせである。
• 31-10 循環器疾患に関する記述である。
• 31-11 感染症法により就業制限が課せられる疾患である。
• 31-12 わが国の医療保険制度に関する記述である。
• 31-13 70歳、男性、一人暮らし。日常生活は自立していて、趣味の俳句で仲間づくりをしたいと考えている。
• 31-14 特定保健指導対象者の選定・階層化に用いられる項目である。
• 31-15 労働者の安全・衛生に関する記述である。
• 31-16 学校保健安全法に基づく健康診断において、中学校の生徒が毎年受検する項目である。
• 31-17 世界保健機関（WHO）に関する記述である。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち

• 18　ヒトの細胞と組織に関する記述である。
• 19　核酸およびたんぱく質の構造と機能に関する記述である。
• 20　ヒトの生体エネルギーと代謝・栄養に関する記述である。
• 21　酵素に関する記述である。
• 22　アミノ酸・たんぱく質の代謝に関する記述である。
• 23　糖質の代謝に関する記述である。
• 24　内分泌系と神経系による情報伝達機構に関する記述である。
• 25　症候に関する記述である。
• 26　臨床検査に関する記述である。
• 27　治療の方法に関する記述である。
• 28　アディポカイン（アディポサイトカイン）に関する記述である。
• 29　尿酸の代謝および高尿酸血症に関する記述である。
• 30　消化器系の構造と機能に関する記述である。
• 31　肝障害に関する記述である。
• 32　循環器疾患の成因と病態に関する記述である。
• 33　腎臓での水・電解質調節に関する記述である。
• 34　ホルモンとその分泌亢進によって生じる現象の組合せである。
• 35　神経系の構造と機能に関する記述である。
• 36　呼吸器系に関する記述である。
• 37　呼吸器疾患に関する記述である。
• 38　骨格筋の構造と機能に関する記述である。
• 39　骨粗鬆症に関する記述である。
• 40　妊娠と分娩に関する記述である。
• 41　血液系疾患に関する記述である。
• 42　免疫グロブリンについての記述である。
• 43　自己免疫疾患に関する記述である。
• 44　感染症に関する記述である。

食べ物と健康

• 45　魚介類に関する記述である。
• 46　食用油脂に関する記述である。
• 47　微生物利用食品に関する記述である。
• 48　日本食品標準成分表2015年版（七訂）に関する記述である。
• 49　食品中のたんぱく質の変化に関する記述である。
• 50　食物繊維と主な構成糖の組合せである。 
• 51　食品に含まれる色素に関する記述である。
• 52　植物性食品の味とその成分の組合せである。
• 53　食品とその物性に関するする記述である。
• 54　微生物に関する記述である。
• 55　食中毒の原因菌と原因食品の組合せである。
• 56　人畜共通感染症に関する記述である。
• 57　残留性有機汚染物質に関する記述である。
• 58　アクリルアミドに関する記述である。
• 59　食品添加物に関する記述である。
• 60　食品の栄養成分表示に関する記述である。
• 61　特定原材料として表示が義務付けられている食品である。
• 62　特別用途食品に関する記述である。
• 63　栄養機能食品の栄養機能表示である。
• 64　機能性表示食品に関する記述である。
• 65　食品の保存に関する記述である。
• 66　食品の加工とそれに関与する酵素の組合せである。
• 67　食品の加工に伴う成分変化に関する記述である。
• 68　米とその製品の調理に関する記述である。 
• 69　日本の日常食の配膳について、料理や食器・食具の特徴、食べやすさの合理性から示したものである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

基礎栄養学

応用栄養学

• 84 栄養スクリーニングに求められる要件である。
• 85 栄養アセスメントに用いる血液検査項目と病態の組合せである。
• 86 日本人の食事摂取基準（2015年版）における、目標とするBMI（kg/m2）の範囲（18歳以上）に関する記述である。
• 87 スキャモンの発育曲線の方とその特徴の組み合わせである。
• 88 母乳に関する記述である。
• 89 妊産婦の身体と食生活・生活習慣に関する記述である。
• 90 離乳の進め方に関する記述である。
• 91 K保育所に勤務する管理栄養士である。入所児のAさんは、生後１２ヶ月、男児。身長と体重は身長発育曲線に沿って成長している。
• 92 幼児期（３～５歳）の生理的特徴に関する記述である。
• 93 学童期のエネルギーと肥満に関する記述である。
• 94 日本人の食事摂取基準（2015年版）において、成人期の目標量が設定されている栄養素である。
• 95 K介護保険施設に勤務する管理栄養士である。デイサービス利用者の食事指導を実施している。
• 96 K介護保険施設に勤務する管理栄養士である。利用者は80歳、女性、150cm、体重40kg、BMI17.8kg/m2。
• 97 スポーツ選手の栄養に関する記述である。
• 98 汎（全身）適応症候群に関する記述である。
• 99 低温環境に曝露されたときに起こる身体変化に関する記述である。

栄養教育論

• 100　特定保健指導の積極的支援の対象になり、節酒を行動目標とした男性である。
• 101　ソーシャルサポートには、情動的サポート、評価的サポート、道具的サポート、情報的サポートの4つがある。
• 102　被災地におけるコミュニティオーガニゼイションに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
• 103　偏食がひどい幼児に、食事のたびに叱ってしまうと話す母親への栄養カウンセリングである。
• 104　管理栄養士が栄養カウンセリングにおいて、高齢者の生活状態を聴きとる際の開かれた（開いた）質問である。
• 105　肥満の小学生の保護者を対象に行った、間食を減らすための対処法の支援と行動変容技法の組合せである。
• 106　減量を目的とした行動契約の目標宣言である。
• 107　家族との関係がストレスとなり食べ過ぎてしまうと話す、肥満の主婦である。
• 108　職場のメタポリックシンドローム改善教室において、活発なグループダイナミクスが期待できる取組である。
• 109　地域住民の野菜摂取量増加を目的とした、食物へのアクセスの整備に関する記述である。
• 110　中学生を対象とした栄養アセスメントの結果、半数以上でカルシウムの摂取量が推定平均必要量（EAR）を下回っていることがわかった。
• 111　後期高齢者を対象に、低栄養予防を目的とした栄養教育を計画している。
• 112　小学5年生児童を対象に、食品ロスの低減を目的とした栄養教育プログラムとして、夏休みに「台所のゴミ調べ」の宿題を実施し、評価を行った。
• 113　健診を受けた生後10か月の乳児の母親への栄養カウンセリングである。
• 114　離乳食づくりに悩む母親への支援を目的とした、保育所におけるピア・エデュケーションである。

臨床栄養学

• 115　糖尿病透析予防指導管理料の算定ができる診療チームを組んだ。チームのメンバーのうち、医師と管理栄養士以外の職種である。
• 116　医療と臨床栄養に関する記述である。
• 117　栄養アセスメントの項目と病態の組合せである。
• 118　栄養補給法に関する記述である。
• 119　身体徴候と病態の組合せである。
• 120　薬物とその作用の組合せである。
• 121　80歳、男性。脳梗塞を発症し入院、嚥下障害が認められた。
• 122　ビタミン、ミネラルとその欠乏あるいは蓄積により生じる疾患の組合せである。
• 123　超低エネルギー食（VLCD）に関する記述である。
• 124　標準体重である２型糖尿病患者で、1,400kcal/日が指示された。合併症は認めていない。この患者の1日あたりの目標栄養量である。
• 125　糖尿病治療薬とその作用の組合せである。
• 126　脂質異常症の栄養管理に関する記述である。
• 127　胃食道逆流症の栄養管理に関する記述である。
• 128　腸疾患の栄養管理に関する記述である。
• 129　消化器疾患の栄養管理に関する記述である。
• 130　非代償期の慢性膵炎における病態および栄養管理に関する記述である。
• 131　高血圧治療薬が代謝に及ぼす作用である。
• 132　循環器疾患とその栄養管理に関する組み合わせである。
• 133　CKD（慢性腎臓病）の栄養アセスメントに関する記述である。
• 134　65歳、女性。身長150cm、標準体重49.5kg。週3回血液透析を受けている。透析前体重52kg、ドライウェイト50kg、無尿。透析前の血液検査は、尿素窒素65mg/dL、クレアチニン8.3mg/dL、カリウム5.8mEq/L、リン5.2mg/dL。この患者の1日当たりの目標栄養量である。
• 135　甲状腺疾患の病態と栄養管理に関する記述である。
• 136　70歳、男性。慢性閉塞性肺疾患（COPD）である。
• 137　がん患者に関する記述である。
• 138　　消化管手術後の病態とその栄養管理の組合せである。
• 139　胃瘻を施行している患者に経口移行のため嚥下訓練を開始する。
• 140　食物アレルギーに関する記述である。
• 141　先天性代謝異常症とその栄養管理で制限する栄養素の組み合わせである。
• 142　褥瘡の病態と栄養管理に関する記述である。

公衆栄養学

• 143　地域の公衆栄養活動についての記述である。
• 144　最近の国民健康・栄養調査結果からみた、成人の栄養・食生活状況に関する記述である。
• 145　わが国の食料自給率に関する記述である。
• 146　世界の栄養問題に関する記述である。
• 147　都道府県が設置する保健所の事業に関する記述である。
• 148　地域保健法に定められている事項である。
• 149　わが国の管理栄養士・栄養士制度に関する記述である。
• 150　国民健康・栄養調査に関する記述である。
• 151　健康日本21（第二次）の栄養・食生活に関連した目標項目である。
• 152　食育基本法施行から釣10年を経過した現在における食をめぐる状況である。
• 153　食事調査に関する記述である。
• 154　地域住民（成人）の栄養アセスメントに、食事摂取基準を活用する方法である。
• 155　公衆栄養アセスメントに用いる情報と既存資料の組合せである。
• 156　公衆栄養プログラムの計画に当たり、課題の優先順位づけのため、重要度と改善可能性の2つの要素からマトリックスを作成した。
• 157　図はA保健所管内の地図である。B市の南部には鉄道の駅があり、また、市全域の路線バス網も発達している。158　生活習慣病の予防を目的とした、公衆栄養プログラムの評価項目と評価の種類の組合せである。
• 158　生活習慣病の予防を目的とした、公衆栄養プログラムの評価項目と評価の種類の組み合わせである。
• 159　地域における食環境づくりプログラムである。
• 160　A市保健センターでは、高齢者の自立と社会参加を目的に、男性料理教室を計画している。

給食経営管理論

• 161　全国の特定給食施設について、施設数が多い順に上から、施設数と管理栄養士数を示した表である。
• 162　病院の栄養・食事管理に関する記述である。
• 163　経口移行加算を算定できる児童福祉施設である。
• 164　病院給食において、業務委託できる内容である。
• 165　シフトワーカーが多い企業において、社員食堂の改革を計画している。
• 166　直営の病院給食施設において、給食管理部門を効果的に運営するための組織・人事管理である。
• 167　A小学校の1年間の給食運営について評価を行ったところ、微量栄養素について、給与栄養量と給与栄養目標量の差が大きいことがわかった。
• 168　社員に高血圧者の割合が高いA社では、全社をあげて減塩対策に取り組むことになった。
• 169　給食における品質管理に関する記述である。
• 170　給食における製造原価に含まれる費用である。
• 171　野菜の冷凍食品に関する記述である。
• 172　クックサーブシステムの作業工程表の作成において、具体的な作業工程を組立てる上で起点とする事項である。
• 173　回転釜を用いたかぼちゃの煮物に関する記述である。
• 174　給食の生産・提供システムとその特徴の組合せである。
• 175　給食施設における手洗いに関する記述である。
• 176　給食施設における冷蔵設備と、始業時の庫内温度の記録の組合せである。
• 177　大量調理施設衛生管理マニュアルにおける器具とその殺菌方法の組合せである。
• 178　500食規模のA給食施設の調理場には、冷却設備として冷蔵庫、真空冷却機、ブラストチラーがある。
• 179　500食規模のA給食施設において、焼き魚、お浸し、みそ汁、白飯という献立を予定していた。
• 180　給食業務に関わるパートタイム労働者（短時間労働者）に関する記述である。

応用力問題

• 181　食物アレルギーを有する児童に対して、給食を提供する際の対応である。
• 182　この男児の給食への対応について、はじめに確認すべき事項である。
• 183　本調査結果をふまえて計画した栄養教育の内容である。
• 184　計画した栄養教育の内容にそった野菜摂取促進の取組である。最初に行うこととして、
• 185　リーフレットに引用する研究情報として重視される条件である。
• 186　図は、リーフレットに引用することに決めたコホート研究の結果である。図中の「95％信頼区間」についての説明である。
• 187　研究結果（図）の解釈である。
• 188　この施設の栄養管理上の課題として挙げられるものである。
• 189　W事業所とともに改善目標を設定し、保健所として行う支援である。
• 190　この患者に対して、薬物治療とともに、経腸栄養剤を用いて栄養管理を行うことになった。
• 191　患者に家庭の食卓によく出てくる料理を聞いた。その中で、退院後は控えるように、指導した方がよい料理である。
• 192　入院時より、半消化態栄養剤を1,200 kcal/日投与して体重は維持できていた。その後、4週間のリハビリテーションを行い、かなり動けるようになったが、体重が1 kg減少した。
• 193　この患者の病棟から、「朝食時も昼食時も投与後に嘔吐した」と連絡があった。このまま嘔吐を繰り返した場合、特に注意すべき事項である。
• 194　嘔吐を回避するための手段として、半消化態栄養剤を変更することにした。
• 195　この入所者に必要な栄養アセスメントである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
• 196　栄養アセスメントの結果を踏まえ、ミールラウンドにおいて、注意して観察すべき事項である。
• 197　各室の配置に関する組合せである。
• 198　この厨房における換気・空調および照明に関する記述である。
• 199　自治体として行う各避難所への対応である。
• 200　災害が発生する前の平時に行うべき自治体としての対応である。