コンテンツへスキップ

31-85 栄養アセスメントに用いる血液検査項目と病態の組合せである。

スポンサーリンク


31-85 栄養アセスメントに用いる血液検査項目と病態の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)クレアチニンーーーー糖代謝異常
(2)HbA1cーーーーーー脂質代謝異常
(3)アルブミンーーーーー低栄養
(4)総コレステロールーー貧血
(5)ヘマトクリットーーー骨塩量低下

解答・解説を見る

(1)クレアチニン(基準値:男性1.09mg/dl以下、女性0.79mg/dl以下)

 クレアチニンを用いた指標として、BUN/Crがあり低たんぱく質食などで低値となる。BUN/Crが10を超えると脱水やたんぱく質摂取量の過剰、異化の亢進などが考えられる。

(2)HbA1cーーーーーー糖質代謝異常

 HbA1cの基準値は、NGSP値で4.6〜5.5%である。1〜2ヶ月間の平均的な血糖値の状態を反映する。糖尿病の診断基準となっている。

(3)アルブミンーーーーー低栄養

 アルブミンの基準値は、3.5〜5.0g/dlである。栄養状態の指標となる。

(4)総コレステロールーー脂質代謝異常

 総コレステロールの基準値は、130〜219mg/dlである。

(5)ヘマトクリットーーー貧血

 ヘマトクリットの基準値は、男性38〜52%、女性35〜48%である。ヘマトクリットは、血液中の血球の体積の割合を示し、低値では貧血が疑われる。逆に、高値では多結晶や脱水が疑われる。

スポンサーリンク


関連記事