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第32回(平成30年度)管理栄養士国家試験の問題と解答・解説

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第32回(平成30年度)管理栄養士国家試験の問題と解答・解説

 

午前の部

社会・環境と健康

32-1 減塩に関する活動と、関連する概念の組合せである。
32-5 ある地域の40歳以上の男性を対象としたコホート研究において、喫煙群と非喫煙群を各々20万人年観察し、疾患A、Bの罹患者の人数を調査した結果を表にまとめた。
32-2 わが国の環境汚染に関する記述である。
32-3 電離放射線の曝露により早期に発生する健康影響である。
32-4 わが国の保健統計に関する記述である。
32-6 疫学研究と倫理に関する記述である。
32-7 身体活動・運動に関する記述である。
32-8 飲酒に関する記述である。正しいのはどれか。
32-9 ウイルス対策が重要とされているがんである。
32-10 ロコモティブシンドロームに関する記述である。
32-11 感染症法において、入院措置の対象となる感染症である。
32-12 予防接種法による定期予防接種に関する記述である。
32-13 最近の国民医療費に関する記述である。
32-14 社会福祉に関する記述である。
32-15 保健所に関する記述である。
32-16 介護保険制度に関する記述である。
32-17 労働安全衛生法に規定されている一般健康診断である。

 

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち

32-18 細胞内での代謝とそれが行われる部位の組合せである。
32-19 脂質に関する記述である。
32-20 酵素に関する記述である。
32-21 糖質・脂質代謝に関する記述である。
32-22 個体の恒常性に関する記述である。
32-23 加齢・疾患に伴う変化に関する記述である。
32-24 症候に関する記述である。
32-25 肥満と代謝疾患に関する記述である。
32-26 胃酸に関する記述である。
32-27 腸疾患に関する記述である。
32-28 循環器系の構造と機能に関する記述である。
32-29 循環器疾患とそれを引き起こしやすい病態の組合せである。
32-30 腎と尿路系の構造と機能に関する記述である。
32-31 腎疾患に関する記述である。
32-32 ホルモンの構造と作用機序に関する記述である。
32-33 ホルモンと内分泌疾患に関する記述である。
32-34 神経系に関する記述である。
32-35 神経系疾患に関する記述である。
32-36 運動器系の構造と機能に関する記述である。
32-37 運動器系に関する記述である。
32-38 呼吸器系の構造と機能に関する記述である。
32-39 妊娠、分娩と乳汁分泌に関する記述である。
32-40 血液系に関する記述である。
32-41 血液系疾患に関する記述である。
32-42 免疫と生体防御に関する記述である。
32-43 免疫・アレルギー疾患に関する記述である。
32-44 感染症とその病原体の組合せである。

 

食べ物と健康

32-45 食嗜好に関する記述である。
32-46 小麦・大麦に関する記述である。
32-47 野菜とその含有成分の組合せである。
32-48 鶏卵に関する記述である。
32-49 微生物利用食品に関する記述である。
32-50 日本食品標準成分表2015年版(七訂)に関する記述である。
32-51 ペクチンに関する記述である。
32-52 油脂の物理化学的性質に関する記述である。
32-53 食品の褐変に関する記述である。
32-54 食品の味に関する記述である。
32-55 食品衛生行政に関する記述である。
32-56 油脂の酸化に関する記述である。
32-57 カンピロバクターとそれによる食中毒に関する記述である。
32-58 寄生虫に関する記述である。
32-59 食品中の有害物質に関する記述である。
32-60 食品添加物とその用途の組合せである。
32-61食品表示法における表示に関する記述である。
32-62 栄養機能食品に関する記述である。
32-63 食品とその規格基準の組合せである
32-64 食品加工に関する記述である。
32-65 食品の保存に関する記述である。
32-66 食品の嗜好要因と評価する測定機器の組合せである。
32-67 食塩と調理に関する記述である。
32-68 食品のテクスチャーに関する記述である。
32-69 でんぷんの調理に関する記述である。

 

基礎栄養学

32-70 栄養の定義、栄養と健康・疾患に関する記述である。
32-71 消化管ホルモンに関する記述である。
32-72 次の式で算出される値の名称である。
32-73 アミノ酸代謝の臓器差に関する記述である。
32-74 たんぱく質の栄養に関する記述である。
32-75 血糖とその調節に関する記述である。
32-76 食物繊維と難消化性糖質に関する記述である。
32-77 脂質の体内代謝と臓器間輸送に関する記述である。
32-78 ビタミンの構造と機能に関する記述である。
32-79 ビタミンに関する記述である。
32-80 血液中のカルシウム濃度の変化とその応答に関する記述である。
32-81 カルシウムと鉄の吸収に関する記述である。
32-82 水の出納に関する記述である。
32-83 基礎代謝量に関する記述である。

 

応用栄養学

32-84 栄養ケア・マネジメントに関する記述である。
32-85 静的栄養アセスメントの指標である。
32-86 日本人の食事摂取基準(2015年版)において、70歳以上で目標とするBMI(kg/m2)の範囲である。
32-87 日本人の食事摂取基準(2015年版)における、ビタミンの耐容上限量(UL)に関する記述である。
32-88 成長・発達に伴う変化に関する記述である。
32-89 母乳に関する記述である。
32-90 妊娠期の糖代謝異常に関する記述である。
32-91 離乳の進め方に関する記述である。
32-92 新生児期・乳児期の栄養に関する記述である。
32-93 幼児期の栄養に関する記述である。
32-94 思春期の女子に関する記述である。
32-95 更年期の女性に起こる変化である。
32-96 嚥下障害の高齢者に適した調理法に関する記述である。
32-97 高齢者の栄養管理に関する記述である。
32-98 ストレス応答の抵抗期に関する記述である。
32-99 環境温度と身体機能の変化に関する記述である。

午後の部

栄養教育論

32-100 「週3日休肝日にする」という行動日標を、1か月継続している男性への管理栄養士の支援である。
32-101 血圧が高めの高齢女性に、計画的行動理論を活用した減塩のための支援を行った。
32-102 イノベーション普及理論によれば、イノベーションの普及には、相対的優位性、適合性、わかりやすさ(複雑性)、試行可能性、可観測性の5つの条件が関係する。管理栄養士が新たに作成した離乳食メニュー集を、速やかに普及させるために、相対的優位性を活用した内容である。
32-103 全国の女子高校生を対象に、メディアを活用してやせすぎに対する注意喚起を促す情報を発信することになった。
32-104 妊娠初期の妊婦に対する栄養カウンセリングの初回面接である。
32-105 食事を食べる速さがとても速いと話す、営業職の男性肥満者に対する栄養カウンセリングである。
32-106 毎回学校給食を残すA子さんに、給食を完食することについて、考えを尋ねた。
32-107 ストレスマネジメントには、問題焦点コーピングと情動焦点コーピングがある。仕事の忙しさがストレスとなり暴飲暴食になってしまうと話す、肥満の単身男性のストレスマネジメントである。
32-108 災害を想定して、校区ごとに防災ネットワークを設立することになった。地域のソーシャルキャピタルを高めるための、管理栄養士の働きかけに関する記述である。
32-109 小学校において、1年生が正しく著を使えるようになることをねらいとした、食に関する指導を実施することとなった。ねらいに合った環境目標である。
32-110 多忙で管理栄養士との面接の時間が取れないと話す、男性に対する減量のための支援である。
32-111 独居の後期高齢者に対し、低栄養改善を目的とした訪問栄養指導を行った。実施記録内容と評価の種類の組合せである。
32-112 地域で、3回シリーズの調理を含む教室を実施した。栄養教育プログラムの形成的評価である。
32-113 高校の水泳部監督から、部員全員の体組成を毎年モニタリングしているが、体格がよくならないと相談され、部員の体作りを目的とする栄養教育に初めて取り組むことになった。
32-114 個人の健康行動に作用する要因を生態学的モデルで捉えると、個人内、個人間、組織、地域、政策といった多層のレベルがある。大学生対象の適正飲酒の取組と、生態学的モデルの各レベルの組合せである。

 

臨床栄養学

32-115   介護報酬、診療報酬に関する記述である。
32-116   臨床栄養に関わる用語とその説明の組合せである。
32-117 骨格筋量のアセスメント指標である。
32-118 経腸栄養法に関する記述である。
32-119 静脈栄養法に関する記述である。
32-120 食品が医薬品の薬理効果に及ぼす影響に関する記述である。
32-121 SOAPとその記載内容の組合せである。
32-122 薬剤とその適応疾患の組合せである。
32-123 肥満症に関する記述である。
32-124 54歳、女性。現体重52kg、標準体重50kg、事務員(軽労作)。
32-125 高カイロミクロン血症の栄養管理に関する記述である。
32-126 高尿酸血症の栄養管理および治療薬とその主な効果の組合せである。
32-127 胃食道逆流症の栄養管理に関する記述である。
32-128 消化器疾患とその栄養管理の組合せである。
32-129腸疾患の栄養管理に関する記述である。
32-130 肝硬変の栄養管理に関する記述である。
32-131 合併症のない男性高血圧症患者の栄養管理に関する記述である。
32-132 60歳、男性。身長168 cm、体重65 kg(標準体重62 kg)。虚血性心疾患と診断された。この患者の1日当たりの目標栄養
である。

32-133 62歳、男性。身長170 cm、体重80 kg(標準体重63.6 kg)、管理職(軽労作)。糖尿病腎症と診断された。血圧145/91 mmHg、推算糸球体濾過量(eGFR)70 mL/分/1.73 m2、血清カリウム値4.5 mEq/L。微量アルブミン尿がみられる。この患者の栄養管理に関する記述である。
32-134 CKD(慢性腎臓病)における成人の栄養管理に関する記述である。
32-135 透析患者の栄養管理に関する記述である。
32-136 内分泌疾患の病態と栄養管理に関する記述である。
32-137 神経性やせ症(神経性食欲不振症)の症候である。
32-138 食物アレルギーに関する記述である。
32-139 がん患者の栄養管理に関する記述である。
32-140 重症熱傷患者の入院翌日の病態と栄養管理に関する記述である。
32-141 ガラクトース血症(Ⅰ型)で除去すべき食品成分である。
32-142 褥瘡に関する記述である。

 

公衆栄養学

32-143 公衆栄養に関する記述である。
32-144 最近の国民健康・栄養調査結果からみた成人の摂取量において、50歳以上が49歳以下よりも低いものである。
32-145 最近の国民健康・栄養調査結果における朝食の欠食率に関する記述である。
32-146 わが国の国民1人・1日当たり供給絶食科の推移を図に示した。
32-147 世界の健康・栄養問題に関する記述である。
32-148 公衆栄養施策とその根拠法の組合せである。
32-149 栄養士法に関する記述である。
32-150 国民健康・栄養調査に関する記述である。
32-151 健康日本21(第二次)の栄養・食生活に関する目標項目である。
32-152 国際的な公衆栄養活動とその組織の組合せである。
32-153 集団を対象とした食事調査実施時の誤差に関する記述である。
32-154 食事調査法に関する記述である。
32-155 日本人の食事摂取基準(2015年版)に基づいた集団の食事改善計画に関する記述である。
32-156 保健統計に関する調査とそこから得られる情報の組合せである。
32-157 A市では住民を対象とした健康診査を実施した結果、メタボリックシンドロームの者が増加していることがわかった。
32-158 地域における行政栄養士による健康づくり及び栄養・食生活の改善の基本指針に基づいて、市町村(保健所設置市及び特別区を除く)の行政栄養士が取り組む具体的な内容である。
32-159 A市保健センターで企画する、男性の肥満者を対象とした生活習慣病予防教室のプロセス評価の指標である。
32-160 A市において、食育推進計画を第二次から第三次へと改定するために、行政が最初に取り組むべきものである。

 

給食経営管理論

32-161 個人対応が必要な給食の提供と、管理栄養士が連携する他職種の組合せである。
32-162 給食経営管理におけるサブシステムと管理業務の組合せである。
32-163 特定給食施設において、定められた基準に従い適切な栄養管理を行わなければならないと、健康増進法により規定された者である。
32-164 健康増進法に基づき、管理栄養士を置かなければならない特定給食施設である。
32-165 経営管理のプロセスの5要素と、その内容の組合せである。
32-166 事業所給食の経営資源と、その具体的な活用の組合せである。
32-167 会社の社員食堂におけるマーケテイング戦略と、その具体的な活動の組合せである。
32-168 昼食を提供する社員食堂における、現在の利用者集団のアセスメントに関する記述である。
32-169 K総合病院の、18歳以上の患者に対する一般食における給与栄養目標量に関する記述である。
32-170 給食における栄養・食事計画の評価に関する記述である。
32-171 給食で提供する米飯の品質管理について、生産・提供時の標準化に関する記述である。
32-172 食材の在庫管理に関する記述である。
32-173 給食施設の配食・配膳方式の特徴に関する記述である。
32-174 小松菜のお浸しの大量調理に関する記述である。
32-175 給食施設における調理作業の安全・衛生のための改善事項に関する記述である。
32-176 ゆでもやしの調理工程時に想定される危害とその対応の組合せである。
32-177 大量調理施設衛生管理マニュアルにおける施設設備の管理内容と行うべき頻度の組合せである。
32-178 給食施設の食中毒発生時に、原因究明のため保健所へ提出する帳票である。
32-179 給食施設において、災害時のために購入する備蓄食品である。
32-180 調理従事者の初期教育訓練の内容である。

 

応用力問題

181 患者の栄養アセスメントの結果である。
182 昨日の食事メモをもとにして、日常の食事内容をアセスメントした。
183 これまで夕食後20時ぐらいにお風呂に入っていた。最近、夫が19時からの野球中継を観るため…

184 患者は、朝食の主菜は卵1個(50 g)または木綿豆腐1/3丁(100 g)のどちらかにすると言う。
185指導が終わって、患者時「これなら簡単です。頑張ります。」と言って席を立った。
186 約1か月後、2回目の栄養食事指導を行った。提出された食事記録から、ほぼ計画通りに食べられているが…

187 Aさんの初回面接を行い、食習慣の行動日標を設定することになった。
188 Aさんの支援を続けた結果、6か月後には、BMIが25.0 kg/m2、腹囲85.0 cmに改善した
189保健指導の途中で、男性が研究結果(図)をもとにした広告を見せ、「トクホ(特定保健用食品)Aは、脂肪の吸収を抑えると…
190 男性に、より適切な助言をするために、この広告のもとになっている研究論文を見て管理栄養士が確認すべき事項である。
191 食塩摂取量について、対象者の負担が少なく、かつ精度の高い方法で測定した。
192 食塩摂取量を教室の前後で比較したところ、統計的に有意な減少が認められた。この結果の解釈である。
193 調理従事者の次回の検便予定日である。
194 2月6日の検便結果で、調理従事者Aからノロウイルスの陽性反応がでた。
195 このことをきっかけに、調理従事者全員に実施すべき食中毒予防のための衛生教育である。

196 県全体の脳血管疾患死亡率低下を目標に対策を進めることになった。
197 重点支援地域における脳血管疾患予防対策を計画した。効果が大きく、実現可能性を考慮した栄養・食生活分野の取組である。
198 今後、野菜摂取量の目標達成に向けて、重点的に取り組む対象とその理由である。
199 野菜摂取量の目標達成のための実施目標1(表2)の見直し・改善(Act)の意見である。
200 野菜摂取量の目標達成のための実施目標2(表2)の見直し・改善(Act)で提案された新たな企画である。

 

第32回の難易度

第32回 国家試験の難易度について

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