31-128 腸疾患の栄養管理に関する記述である。

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31-128 腸疾患の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)たんぱく漏出性胃腸症では、たんぱく質摂取量を制限する。
(2)クローン病では、カリウム摂取量を制限する。
(3)クローン病では、脂質摂取量を制限する。
(4)潰瘍性大腸炎では、水溶性食物繊維摂取量を制限する。
(5)過敏性腸症候群では、中心静脈栄養を行う。

解答・解説を見る

(1)たんぱく漏出性胃腸症の治療では、高エネルギー、高たんぱく質食とする。

(2)クローン病では、カリウムの制限はない。

(3)クローン病では、脂質摂取量を制限する。

 クローン病では、低脂肪、低残渣食とする。

(4)潰瘍性大腸炎では、低残渣食とし、不溶性食物繊維摂取量を制限する。

(5)過敏性腸症候群では、中心静脈栄養法は用いられない。

 腸疾患のうち、中心静脈栄養が適応されるのはクローン病かつ著しい出血や下痢、栄養障害を伴っている場合などである。


2017 6.13 問題を一部訂正いたしました。ご報告ありがとうございました。


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