32-118 経腸栄養法に関する記述である。

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32-118 経腸栄養法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)半消化態栄養剤は脂質を含まない。
(2)成分栄養剤の窒素源は、たんぱく質である。
(3)半固形タイプの栄養剤は、胃瘻に使用できない。
(4)下部消化管完全閉塞時には、禁忌である。
(5)下痢が生じた場合は、投与速度を速める。

解答・解説を見る

(1)半消化態栄養剤は脂質を含む。

(2)成分栄養剤の窒素源は、アミノ酸である。また、成分栄養剤に含まれる糖質はデキストリンである。

 たんぱく質は、半消化態栄養剤の窒素源である。

 ・半消化態栄養剤:タンパク質
 ・消化態栄養剤:ペプチド
 ・成分栄養剤:アミノ酸

(3)半固形タイプの栄養剤は、胃瘻に使用できる。

(4)下部消化管完全閉塞時には、禁忌である。

 その他、イレウスや難治性下痢などでも経腸栄養は禁忌となる。

(5)下痢が生じた場合は、投与速度を遅くする。

 投与速度が速いと、下痢の原因となるため注意が必要である。


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