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32-85 静的栄養アセスメントの指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)血清トランスサイレチン値
(2)血清トランスフェリン値
(3)血清総コレステロール値
(4)血清レチノール結合たんぱく質値
(5)フィッシャー比
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32-85 静的栄養アセスメントの指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)血清トランスサイレチン値
(2)血清トランスフェリン値
(3)血清総コレステロール値
(4)血清レチノール結合たんぱく質値
(5)フィッシャー比
●動的栄養アセスメント…リアルタイムの変動があり、モニタリングの際に用いられる。
短期間のタンパク質栄養状態を反映するRTP(血清トランスサイレチン、血清トランスフェリン、血清レチノール結合たんぱく質)、炎症の指標であるCRPなどがある。
●静的栄養アセスメント…比較的長期間であまり変動の無い指標。スクリーニングによく用いられる。
問にあるような血清総コレステロール値以外にも、身長や体重などの身体計測値や、リンパ球数、血清総蛋白、血清アルブミンなどがある。
半減期:約3日間
(2)血清トランスフェリン値は、動的栄養アセスメントの指標である。半減期:約一週間
〇(3)血清総コレステロール値は、静的栄養アセスメントの指標である。
(4)血清レチノール結合たんぱく質値は、動的栄養アセスメントの指標である。半減期:約半日
(5)フィッシャー比(BCAA/AAA比)は、動的栄養アセスメントの指標である。フィッシャー比とは、分岐アミノ酸と芳香族アミノ酸の血中モル比である。肝硬変患者では、フィッシャー比が低下している。
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