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29-144 サルコペニアに関する記述である。

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    29-144 サルコペニアに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

    (1)歩行速度の測定は、スクリーニングに用いられる。
    (2)加齢は、要因となる。
    (3)たんぱく質摂取不足は、要因となる。
    (4)筋力低下は、認めない。
    (5)ADL(日常生活動作)は、低下する。

    解答・解説を見る

    (1)歩行速度の測定は、スクリーニングに用いられる。
     サルコペニア診断の基準は歩行速度秒速0.8m以下。

    (2)加齢は、要因となる。
     
    サルコペニアの定義「加齢に伴う筋肉量の減少及び筋力の低下…」とあるように、加齢は要因となる。

    (3)たんぱく質摂取不足は、要因となる。
     たんぱく質の摂取不足は、筋肉量の減少及び筋力の低下を進行させる要因となるため、注意が必要である。

    (4)筋力低下は、認められる
     筋肉量の減少に伴って、筋力の低下もみられる。

    (5)ADL(日常生活動作)は、低下する。


     サルコペニアとは?

     「加齢に伴う筋肉量の減少及び筋力の低下、身体能力の低下」
     診断は、高齢者の場合、①握力が男性26kg未満、女性18kg未満、②歩行速度が秒速0.8m以下

     ①と②のどちらかまたは両方が当てはまる場合にはサルコペニアを疑う。

     確定診断は、DXA法で筋肉量を測定し、男性7.0kg/m2、女性5.4kg/m2未満でサルコペニアとされる。

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