コンテンツへスキップ

追試25-48 女性の性周期とホルモンに関する記述である。

    スポンサーリンク


    追試25-48 女性の性周期とホルモンに関する記述である。正しいのはどれか。

    (1) 卵胞刺激ホルモンは、下垂体後葉から分泌される。

    (2) 子宮内膜の増殖期は、プロゲステロンよりもエストロゲンの血中濃度が高い。

    (3) 卵胞は、白体に変わるとプロゲステロンを分泌し始める。

    (4) 卵胞期は、子宮内膜の分泌期と一致する。

    (5) 黄体形成ホルモンは、白体から黄体の形成を促す。

    解答・解説を見る
    (1)     誤り:卵胞刺激ホルモンは、下垂体前葉から分泌される。

    卵胞刺激ホルモンといった性腺刺激ホルモン等は下垂体前葉で作られ、分泌される。抗利尿ホルモンとオキシトシンが視床下部で作られ、下垂体後葉から分泌される。

    (2)     正しい

    月経が終わると子宮内膜が厚くなる増殖期に入り、排卵後は黄体がプロゲステロンを分泌する分泌期に入る。分泌期後に月経が起こる。増殖期では卵胞から分泌されるエストロゲンによって子宮内膜が厚くなり、血中濃度はエストロゲンの方が高い。

    (3)     誤り:卵胞は、黄体に変わるとプロゲステロンを分泌し始める。

    排卵後に卵胞は黄体に変わり、プロゲステロンを分泌して着床の準備をする。黄体期に妊娠しなければ、黄体は白体となって退縮し、エストロゲンとプロゲステロンが減少する。

    (4)     誤り:卵胞期は、子宮内膜の増殖期と一致する。

    増殖期では卵胞からのエストロゲンによって子宮内膜が厚くなり、排卵を迎える。排卵後の卵胞が黄体となり、プロゲステロンを分泌する時期を分泌期といい、黄体期と一致する。

    (5)     誤り:黄体形成ホルモンは、卵胞から黄体の形成を促す。

    黄体形成ホルモンは下垂体前葉から分泌され、卵胞から黄体の形成を促す。黄体期に妊娠がなければ黄体形成ホルモンが減少し、白体となる。

    スポンサーリンク


    コメント

    関連記事