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追試25-26 脂質の性質とヒト体内における役割に関する記述である。正しいのはどれか。
(1) ステアリン酸は、多価不飽和脂肪酸である。
(2) トリアシルグリセロールは、両親媒性物質である。
(3) パルミチン酸は、プロスタグランジンの前駆体となる。
(4) ホスファチジルコリンは、リポたんぱく質の構成成分となる。
(5) コレステロールは、身体活動のためのエネルギー源として利用される。
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追試25-26 脂質の性質とヒト体内における役割に関する記述である。正しいのはどれか。
(1) ステアリン酸は、多価不飽和脂肪酸である。
(2) トリアシルグリセロールは、両親媒性物質である。
(3) パルミチン酸は、プロスタグランジンの前駆体となる。
(4) ホスファチジルコリンは、リポたんぱく質の構成成分となる。
(5) コレステロールは、身体活動のためのエネルギー源として利用される。
トリアシルグリセロールは無極性の脂質であり、脂肪細胞にエネルギーとして貯蔵される。
(3) 誤り:アラキドン酸は、プロスタグランジンの前駆体となる。ホスホリパーゼによって細胞膜リン脂質から遊離したアラキドン酸(炭素数20、不飽和脂肪酸)が、シクロオキシゲナーゼによってプロスタグランジンとなり、炎症や痛みを誘導する。
〇(4) 正しい
リポたんぱく質は脂質を運ぶ粒子である。脂溶性のトリアシルグリセロールやコレステロールエステルの集合体を、ホスファチジルコリンなど両親媒性のリン脂質や、遊離コレステロールが取り囲んだ構造をしている。
(5) 誤り:コレステロールは、ホルモン前駆体や細胞膜成分として利用される。コレステロールはアセチルCoAから作られ、エネルギーにはならない。ステロイドホルモン(性ホルモンなど)前駆体や、細胞膜を硬くする物質として利用される
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