30-35 内分泌疾患に関する記述である。

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30-35 内分泌疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)クッシング症候群では、テタニーを起こす。
(2)原発性アルドステロン症では、高カリウム血症を起こす。
(3)褐色細胞腫では、高血圧を引き起こす。
(4)甲状腺機能低下症では、眼球突出を起こす。
(5)抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)では、高ナトリウム血症を起こす。

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(1)クッシング症候群では、テタニーは起こらない。主な症状は、中心性肥満や高血圧、糖尿病など。
 ※クッシング症候群とは?…コルチゾールが過剰に分泌され、満月様顔貌や中心性肥満など特徴的な症状を示す病気
 ※テタニーとは?…低カルシウム血症や低マグネシウム血症によって起こる手足のしびれ。

(2)原発性アルドステロン症では、低カリウム血症を起こす。
 ※原発性アルドステロン症とは?…副腎皮質の病変により血中のアルドステロン濃度が上昇する病気

(3)褐色細胞腫では、高血圧を引き起こす。

(4)甲状腺機能亢進症では、眼球突出を起こす。

(5)抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)では、低ナトリウム血症を起こす。
 ※抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)とは?
 抗利尿ホルモン(ADH)が過剰に分泌されてしまい、体内に水分がたまってしまう状態。同時に低ナトリウム血症を引き起こす。

 


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