30-18 ヒトの細胞と組織に関する記述である。

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30-18 ヒトの細胞と組織に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)心筋は平滑筋である。
(2)食道は、重層扁平上皮に覆われている。
(3)ミトコンドリアでは解糖が行われる。
(4)核小体では、tRNA(転移RNA)が合成される。
(5)脂肪細胞はヒスタミンを放出する。

解答・解説を見る

(1)心筋は横紋筋である。
 心筋は、骨格筋と同じ横紋筋であるが、骨格筋は随意筋で多核の細胞でできているのに対して、心筋は単核(稀に2核)の細胞でできており、不随意筋である。

(2)食道は、重層扁平上皮に覆われている。
 重層扁平上皮:口腔、咽頭、食道、直腸下部
 単層円柱上皮:胃、小腸、大腸、直腸上部

(3)細胞質では解糖が行われる。
 ミトコンドリアでは、クエン酸回路と電子伝達系の反応が進行する。

(4)核小体では、rRNAが合成される。

(5)肥満細胞はヒスタミンを放出する。
 脂肪細胞とは、脂肪の合成や分解、蓄積をおこなう細胞である。
 肥満細胞とは、炎症や免疫反応などの生体防御機構に重要な役割を持つ細胞である。


 

 ヒトの細胞と組織 


<細胞の構造>

◆細胞小器官

①小胞体…滑面小胞体と粗面小胞体に分けられる。
(1)粗面小胞体は…タンパク質合成
(2)滑面小胞体…脂質の代謝

②リボゾーム…たんぱく質合成の場。

③ゴルジ体(ゴルジ装置)…糖の合成(粗面小胞体で作ったタンパク質に等を付加し、分泌顆粒に送る。)

④中心体…細胞分裂の際、染色体を細胞の両極に引き寄せる。

⑤ミトコンドリア…ATP産生

⑥リソソーム…不要になった物質を加水分解する。

⑦核…遺伝情報


<筋組織>

筋肉には、アクチンとミオシンからなる筋線維でできており、骨格筋、心筋、平滑筋に分けられる。

(1)骨格筋…骨格を動かす。横紋筋・随意筋である。
(2)心筋…心臓壁を作る。横紋筋・不随意筋である。
(3)平滑筋…内臓や血管壁となる。不随意筋である。


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