30-31 循環器系の疾患と病態に関する記述である。

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30-31 循環器系の疾患と病態に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)狭心症は、肺塞栓を引き起こす。

(2)心筋梗塞は、心室細動を引き起こす。

(3)下肢の動脈閉鎖は、脳塞栓を引き起こす。

(4)冠動脈血栓は、ラクナ梗塞を引き起こす。

(5)低血圧は脳出血を引き起こす。

解答・解説を見る

(1)狭心症では、心筋虚血を引き起こす。
 肺塞栓は、主に脚などの下肢でできた血栓が肺動脈に詰まることによって起こる。

(2)心筋梗塞は、心室細動を引き起こす。

(3)下肢の動脈閉鎖は、肺塞栓を引き起こす。
肺塞栓は主に下肢にできた血栓が、血流によって肺動脈まで運ばれてくるために起こる。これを肺血栓塞栓症という。

(4)ラクナ梗塞とは、脳の血管自体が動脈硬化になっており詰まってしまう脳血栓症の一つで、高血圧が原因で引き起こされる。
 また、心臓及び冠動脈などでできた血栓が脳の血管に詰まることを脳塞栓症という。

(5)高血圧は脳出血を引き起こす。


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