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その他

〔褐変防止の仕組み〕酵素的褐変を防ぐには?加熱処理、還元剤、

    酵素的褐変を防ぐには? 食品の加工や貯蔵中に、食品の色が黒っぽい色や褐色に褐変してしまうことがありますよね。 このような褐変現象には、酵素的褐変と、非酵素的褐変があります。 たとえば、リンゴの切り口が茶色っぽくなってしまったり、紅茶の色が茶色いのは、酵素的褐変によるものです。 酵素的褐変は様々な方法… 続きを読む »〔褐変防止の仕組み〕酵素的褐変を防ぐには?加熱処理、還元剤、

    飢餓時の血糖維持の仕組み

      飢餓時の血糖維持
      ~肝臓と筋肉のグリコーゲンの違い~
      飢餓時には、血糖を維持するために肝臓でのグリコーゲンの分解や糖新生によってグルコースを生成する。
      膵臓から分泌されるグルカゴンはこの反応を活性化し、血糖を上昇させる。
      ※筋肉にもグリコーゲンは貯蔵されているが、筋肉にはグルコース6ホスファターゼという酵素が無いので、血糖維持には寄与しない。
      血糖の低下によって、肝臓に貯蔵されていたグリコーゲンが全て使い尽くされてしまうと、筋肉などの体タンパク質が分解されグルコースを生成する。
      無理なダイエットをすると、筋肉も減ってしまうのはこのためで、筋肉量が減ることで基礎代謝がおちてしまい、ますます痩せにくい体になってしまうと考えられる。

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      タンパク質の構造と消化吸収

        ■タンパク質の構造 タンパク質はアミノ酸がペプチド結合によってつながってできている。 ※ペプチド結合…アミノ基とカルボキシ基がつながっている。 ■アミノ酸の分類 脂肪族アミノ酸…グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン 酸性アミノ酸…グルタミン酸、アスパラギン酸 酢酸アミノ酸アミド…アスパ… 続きを読む »タンパク質の構造と消化吸収

        実習で頑張りたいこと・意気込み、実習を通して学んだことなど 実際に働く方の例文を紹介

          実習で頑張りたいこと、また頑張ったことなどをレポートとしてまとめる際に、自分の頭には思いが浮かんでいるのに上手く言葉にできないことがあると思います。

          「管理栄養士の仕事をみたい」
          「実習を通して成長したい」
          「実習で多くのことを学びたい」
          等々…

          実習に対する思いは人それぞれですが、いざレポートにまとめるとなると難しいですよね。


          実習で頑張りたいこと・意気込み、実習を通して学んだことなど 実際に働く方の例文

          この記事では、

          ・実習レポートの書き方のポイントとその例文、

          ・実際に実習を経験した社会人の方へのインタービュー文

          をまとめています。

           

          実習レポートの書き方のポイント

          ・まず箇条書きで書いてみて、そのあとまとめる

          手書きで書くよりも、ワードで入力しておくことで文章を簡単に編集できるのでおすすめです。

          ・意気込みは、実習前、実習中、実習後にわけて文章を構成する

          「実習前は、〇〇の施設に関することを学んでおきたい」、「実習中は、学校で習ったことを、どのように生かせるのか実習を通して学びたい。」など…

          ・実習を通して学んだことは、実習が終わった後すぐに書く

          実習中の記憶は、意外とすぐに薄れていってしまうので1秒でも早くレポートに書いてしまいましょう。
          帰りの電車で携帯のメモに入力しておくのもお勧めです。

           

           

          以下にいくつか例文を挙げましたので是非参考にしてください。

          ※あくまで文章に迷った際の参考としてご活用下さい。コピペによる利用に関して、一切責任は取れませんのでご理解お願いします。

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          フレイル、サルコペニア、ロコモティブシンドローム

            フレイルとは? 健常な状態と要介護状態の中間の状態。 日本老年医学会が提唱している。 体重の減少、活動量の低下、筋力低下、歩行速度の低下など サルコペニアとは? 進行性及び全身性の骨格筋量および骨格筋力の低下を特徴とする症候群 筋肉力の低下を必須項目とし、筋力または運動機能の低下のいずれかが当てはま… 続きを読む »フレイル、サルコペニア、ロコモティブシンドローム

            幼児・学童期の肥満度

              1.肥満度の求め方   肥満度=(実測体重-標準体重) / 標準体重×100 (%) 2.肥満度判定  <幼児>   肥満度   15%以上…太りぎみ   20%以上…やや太りすぎ   30%以上…太りすぎ <学童>   肥満度   20%以上…軽度肥満   30%以上…中等度肥満   50%以上・… 続きを読む »幼児・学童期の肥満度

              ポピュレーションアプローチとは?

                ■ポピュレーションアプローチとは?  集団全体に広く働きかける方法。食環境作りの際によく用いられ、栄養教育の場にもあまり関わらない人も対象となる。  逆に、疾病を発症しやすい高いリスクを持つ個人や集団を特定して、働きかける方法はハイリスクアプローチという。 その他にも… ■教育的アプローチ  個人や… 続きを読む »ポピュレーションアプローチとは?

                肝疾患と栄養管理

                  肝疾患と栄養管理の概要 <脂肪肝> 基本は、「食事療法と運動療法」 アルコール性脂肪肝の場合は、「アルコール摂取制限」 <急性肝炎> 「低脂質で消化の良い炭水化物中心の食事」 ・エネルギー:急性期では20~25kcal/kg,回復期及び慢性肝炎では30~35kcal/kgとする。 ・タンパク質:1.… 続きを読む »肝疾患と栄養管理

                  管理栄養士の必置基準について「必置義務」と「努力規定」の違い

                    栄養士・管理栄養士の必置基準についてまとめたページです。
                    基準には、管理栄養士を置かなければいけない「必置義務」と管理栄養士を置くように努める「努力規定」があります。

                    管理栄養士の必置基準について「必置義務」と「努力規定」の違い

                    ①管理栄養士を置かなければいけない「必置義務」

                    健康増進法において、「特定給食施設であって、特別の栄養管理が必要なものとして厚生労働省令で定めるところにより都道府県知事が指定する施設」の設置者は、当該特定給食施設に管理栄養士を置かなければならない。(必置義務

                    「特定給食施設」とは?

                    特定給食施設とは、特定かつ多数の者に対して継続的に食事を供給する施設のうち栄養管理が必要なものとして厚生労働省令で定めるものをいい、継続的に1回100食以上又は1日250食以上の食事を供給する施設である。

                     

                    ②管理栄養士を置くように努める「努力規定」

                    また、それ以外の施設は栄養士又は管理栄養士を置くように努力することが規定されている。(努力規定

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                    特定給食施設の定義

                      特定給食施設の定義
                      公衆栄養学

                      ◆特定給食施設とはなにか?
                       「特定給食施設とは、特定多数の者に対して継続的に食事を提供する施設のうち、栄養管理が必要なものとして、厚生労働省令で定めるもの」であり、1回で100食以上または一日に250食以上の給食を提供する施設とされている。(健康増進法第20~24条)
                       第21条では、栄養管理基準について
                       第22~24条では、都道府県の特定給食施設に対する指導、助言、勧告、命令、立ち入り検査等について示されている。

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                      国民健康・栄養調査

                        国民健康・栄養調査 公衆栄養学 (1)国民健康栄養調査とは?  国民の食生活などの生活習慣を調査・把握することで国民の健康増進のための総合的な推進を図るための基礎試料。  健康増進法に基づいて毎年11月に実施されている。 (2)調査対象  国民生活基礎調査地区によって設定された単位区のなかから層化無… 続きを読む »国民健康・栄養調査

                        離乳(開始時期や進行ステージなど)

                          離乳について
                          応用栄養学

                          ◆離乳とは?
                           離乳とは母乳又は育児ミルク等の乳汁栄養から幼児食に移行する過程を言う。
                          ◆離乳の進め方
                           ・離乳の進め方の目安としては、離乳開始1か月間は1日に1回与え、母乳又は育児ミルクも欲するままに与える。
                           ・開始後1か月以降は1日に2回、母乳又は育児ミルク等は離乳食の後に与えるようにする。ミルクは1日3回を目安に、欲するままに与えてよい。
                           ・生後9か月頃からは1日に3回で歯茎でかみつぶせる程度の固さのものを与える。食欲に応じて量を増やし、離乳食の後に母乳又は育児ミルクを与える。母乳や育児用ミルクは1日2回を目安とし、欲っするだけ与えてよい。
                          ◆離乳の完了
                           離乳の完了とは、形のある食べ物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳や育児用ミルク以外の食べ物からとれるようになった状態である。
                           12~18か月頃が離乳完了の目安である。
                           なお、乳歯が生えそろうなど歯の発達によって、3歳頃には咀嚼機能を獲得する。

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                          HbA1cとは?

                            HbA1c

                             HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、採血時の1~2か月前の平均的な血糖の状態を表す指標であり、長期間の血糖コントロールを見るときに用いられ、糖尿病の診断基準のうちの一つである。

                            続きを読む »HbA1cとは?