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37-37 前立腺に関する記述である。

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    37-37 前立腺に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

    ⑴ 前立腺は、腹膜腔内に位置する。

    ⑵ 前立腺から、テストステロンが分泌される。

    ⑶ 前立腺肥大により、排尿障害が生じる。

    ⑷ 前立腺がんでは、血清 PSA 値が低下する。

    ⑸ 前立腺がんの進行は、アンドロゲンによって抑制される。

    問題引用元:厚生労働省. 『第37回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2023) . https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001063776.pdf, (2023年2月26日閲覧)

    解答・解説を見る

     

    (1) 前立腺は腹膜腔内ではなく、骨盤内に位置し、膀胱の下に存在する。

    (2) 前立腺からテストステロンは分泌されない。テストステロンは男性では、精巣のライディッヒ細胞で主に産生されます。女性では、副腎や卵巣からわずかに分泌される。

    (3) 前立腺肥大により、排尿障害が生じる。

    正しい記述です。前立腺肥大は前立腺が増大し、尿道を圧迫して排尿障害を引き起こす可能性がある。

    (4) 前立腺がんでは通常、血清中のPSA(前立腺特異抗原)値が上昇する

    PSA値の上昇は前立腺がんのスクリーニングや診断に用いられる。

    (5) 前立腺がんは通常、アンドロゲンに依存して成長し、アンドロゲン剤を用いてアンドロゲンの影響を抑制することが治療の一部となることがあります。

     

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