35-127 クッシング症候群で低下する検査値である。 ■ 管理栄養士国家試験解説 第35回(2021年) 35-臨床栄養学 ⑦臨床栄養学 kakomons スポンサーリンク 35-127 クッシング症候群で低下する検査値である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 ⑴ 血圧 ⑵ 血糖 ⑶ 血清コレステロール ⑷ 尿中デオキシピリジノリン ⑸ 骨密度 解答・解説を見る ★ポイント★ クッシング症候群では、脳下垂体からのACTH(副腎皮質刺激ホルモン)過剰分泌によるコルチゾールの過剰分泌がみられる。 コルチゾールは、糖質コルチコイドの一つであり、副腎皮質より分泌される。 患者数は、女性に多い。 特徴的な症状として、中心性肥満、赤ら顔、高血圧、糖尿病、満月様顔貌、月経異常、高血圧などがある。 ⑴ 血圧は、上昇する。 高血圧は、特徴的な症状の一つである。 ⑵ 血糖は、上昇する。 高血糖は、特徴的な症状の一つである。 ⑶ 血清コレステロールは、上昇することが多い。 ⑷ 尿中デオキシピリジノリンは、骨吸収のマーカーであり、骨粗しょう症では高値を示す。将来の骨折リスクの評価として用いることができる。 〇⑸ 骨密度 クッシング症候群では、骨密度の低下がみられる。これは、コルチゾールの過剰分泌によって骨形成が低下するためである。 スポンサーリンク