32-161 個人対応が必要な給食の提供と、管理栄養士が連携する他職種の組合せである。

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32-161 個人対応が必要な給食の提供と、管理栄養士が連携する他職種の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)保育所での離乳食の提供 ———————- 介護支援専門員(ケアマネジャー)

(2)小学校での食物アレルギーへの対応 ——- 食品衛生監視員

(3)介護老人福祉施設での療養食の提供 ——- 理学療法士

(4)病院での特別メニューの提供 —————- 医師

(5)介護老人保健施設での経口による食事摂取の維持 —————- 健康運動指導士

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(1)保育所での離乳食の提供 ———————- 保育士などの保育所職員

(2)小学校での食物アレルギーへの対応 ——- 学校長をはじめとする全教職員が役割分担をし連携・協力して行う。保護者の協力も重要である。*1

食品衛生監視員は、全国の主要な海・空港の検疫所において、輸入食品の安全監視及び指導(輸入食品監視業務)、輸入食品等に係る微生物検査と理化学検査(検査業務)、検疫感染症の国内への侵入防止(検疫衛生業務)の業務に従事するものである。(引用:厚生労働省HP)

(3)介護老人福祉施設での療養食の提供 ——- 療養食加算算定の条件として、①医師の発行する食事箋に基づき、疾病治療の直接の手段として療養食を提供している、②療養食の提供が、管理栄養士、栄養士により管理されている、③年齢や心身の状況を考慮して、適切な栄養量、内容の療養食を提供している等の条件が必要である。また、療養食とは、以下のような治療食、特別な場合の検査食を指す。(糖尿病食、腎臓病食、肝臓病食、胃潰瘍食、貧血食、膵臓病食、脂質異常症食、痛風食)

 理学療法士とは、「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう(引用:理学療法士及び作業療法士法第2条)。」

(4)病院での特別メニューの提供 —————- 医師

(5)介護老人保健施設での経口による食事摂取の維持のためには、経口維持加算の算定条件に基づいた管理が必要である。そのためには、医師や歯科医師、歯科衛生士、言語聴覚士、管理栄養士などの連携・協力が必要である。

 問題文にある健康運動指導士は、関係しない。

*1 町田市教育委員会,小学校給食における食物アレルギー対応の手引き https://kosodate-machida.tokyo.jp/material/files/group/15/06168144.pdf


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