25-52 牛乳の成分に関する記述である。 第25回(2011, H23) 25-食べ物と健康 ③食べ物と健康 25-食べ物と健康 牛乳 kakomons スポンサーリンク 25-52 牛乳の成分に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 牛乳中のカルシウムは、不溶性より可溶性が多い。 (2) カゼインホスホペプチド(CPP)は、乳清たんぱく質から作られる。 (3) ラクトフェリンは、鉄結合性たんぱく質である。 (4) カゼインミセルは、加熱により凝固して、薄膜を形成する。 (5) 牛乳にはコレステロールは含まれない。 解答・解説を見る (1) 牛乳中のカルシウムは、可溶性より不溶性が多い。 可溶性のカルシウムのほうが、不溶性よりも小腸における吸収がスムーズである。牛乳には、この可溶性カルシウムが約30%含まれている。 その他のカルシウムは、蛋白質などと結合して不溶性カルシウムとして存在している。 (2) カゼインホスホペプチド(CPP)は、カゼインにペプシン(酵素)を作用させることによって生成される。小腸におけるカルシウムの吸収を助けるなどの働きがある。 〇(3) ラクトフェリンは、鉄結合性たんぱく質である。 (4) ラクトアルブミンやラクトグロブリンは、加熱により凝固して、薄膜を形成する。 (5) 牛乳にはコレステロールが含まれる。 普通牛乳100gあたり12㎎のコレステロールが含まれている。また、加工乳である低脂肪乳では、コレステロールは6㎎含まれている。 スポンサーリンク