29-29 疾患・病態とそれらに伴う酸塩基平衡異常の組合せである。


29 疾患・病態とそれらに伴う酸塩基平衡異常の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)過呼吸(過換気) ・・・・・・・・・・・・・・・ アシドーシス
(2)原発性アルドステロン症 ・・・・・・・・・ アシドーシス
(3)激しい嘔吐 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アルカローシス
(4)腎不全 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アルカローシス
(5)コントロール不良の1型糖尿病 ・・・ アルカローシス

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アルカローシス…血液がpHがアルカリ性に傾く。

アシドーシス…血液がpHが酸性に傾く。


(1)過呼吸——————— アルカローシス
 過呼吸によって肺からの二酸化炭素の排出が増加する→血中二酸化炭素濃度低下→pHの上昇によるアルカリ性

(2)原発性アルドステロン症——- アルカローシス
 アルカローシスは、原発性アルドステロン症の代表的な症状である。
 (代表的な症状として…高血圧、低カリウム血症、アルカローシス)
 原発性アルドステロン症は、副腎皮質からアルドステロンが過剰に分泌されることで、高血圧や低カリウム血症を引き起こす。

(3)激しい嘔吐—————— アルカローシス
 激しい嘔吐によって胃液が体外へ排出されることによって、水素イオンも同時に排出され、血液のpHが酸性に傾く。

(4)腎不全——————— アシドーシス
 腎不全では、尿細管の障害によりイオンの交換が上手くできなくなる。すると、血液のpHが酸性に傾き、アシドーシスとなる。

(5)コントロール不良の1型糖尿病– アシドーシス
 コントロール不良の1型糖尿病では、まずケトン体の増加によるケト―シスの状態となる。ケトン体は酸性であるため、血液のpHは酸性に傾き、アシドーシスとなる。


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