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29-40 腎臓に作用する生理活性物質に関する記述である。

29-40 腎臓に作用する生理活性物質に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)カルシトニンは、カルシウムの再吸収を促進する。
(2)アルドステロンは、カリウムの再吸収を促進する。
(3)副甲状腺ホルモン (PTH)は、リンの再吸収を抑制する。
(4)バソプレシンは、水の再吸収を抑制する。
(5)活性型ビタミンDは、カルシウムの再吸収を抑制する。

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(1)カルシトニンはカルシウムの再吸収を抑制する。
 カルシトニンは、甲状腺の傍濾胞細胞から分泌されるペプチドホルモンで、主な役割は、血中カルシウム濃度の低下である。

  確認しよう!カルシトニンの働き3つ
 ① 破骨細胞に作用して、骨吸収を抑制する。
 ② 骨芽細胞に作用して、骨形成を促進する。
 ③ 尿細管におけるカルシウムイオンの排出を促進する。

(2)アルドステロンは腎臓からNaを再吸収する。
  アルドステロンはいつ分泌されるか?
 ①血中Naイオン濃度低下、血中Kイオン濃度上昇
 ②レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系による間接的な分泌(循環血漿量の減少など)

図.レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系

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(3)副甲状腺ホルモン (PTH)は、リンの再吸収を抑制する。
 副甲状腺ホルモンは、パラソルモンとも呼ばれる副甲状腺から分泌される。
 主に、血中のカルシウムイオン濃度が低下した時に分泌され、骨吸収の促進や、尿細管におけるカルシウムイオンの再吸収の促進、ビタミンDの活性化などによって血中カルシウムイオン濃度を上昇させる働きがある。

(4)パソプレシンは抗利尿ホルモンで、水の再吸収を促進する。
 バソプレシンは下垂体後葉から分泌されるホルモンである。
  確認しよう!バソプレシンの働き3つ
 ① 腎臓での水の再吸収の促進
 ② 循環血漿量の増加
 ③ 血圧の上昇

(5)活性型ビタミンDはカルシウムの再吸収を促進する。

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