コンテンツへスキップ

32-133 62歳、男性。身長170 cm、体重80 kg（標準体重63.6 kg）、管理職（軽労作）。

スポンサーリンク


32-133 62歳、男性。身長170 cm、体重80 kg（標準体重63.6 kg）、管理職（軽労作）。糖尿病腎症と診断された。血圧145/91 mmHg、推算糸球体濾過量（eGFR）70 mL/分/1.73 m2、血清カリウム値4.5 mEq/L。微量アルブミン尿がみられる。この患者の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

（1）エネルギー摂取量は、40 kcal/kg標準体重/日とする。
（2）たんぱく質摂取量は、1.2 g/kg標準体重/日とする。
（3）炭水化物の摂取エネルギー比率は、70%Eとする。
（4）カリウム摂取量は、1,500 mg/日以下とする。
（5）水分摂取量は、前日の尿量と同量とする。

解答・解説を見る

（1）エネルギー摂取量は、25~30 kcal/kg標準体重/日とする。

〇（2）たんぱく質摂取量は、1.2 g/kg標準体重/日とする。

（3）炭水化物の摂取エネルギー比率は、50~65%Eとする。

（4）カリウム摂取量は無い。

（5）水分摂取量の制限はない。脱水に注意して適量摂取する。

　透析中の患者では水分制限があり、できるだけ少なくする。

スポンサーリンク


タグ:

コメント

関連記事

32-142 褥瘡に関する記述である。
32-141 ガラクトース血症（Ⅰ型）で除去すべき食品成分である。
32-140 重症熱傷患者の入院翌日の病態と栄養管理に関する記述である。
32-139 がん患者の栄養管理に関する記述である。
32-138 食物アレルギーに関する記述である。
32-137 神経性やせ症（神経性食欲不振症）の症候である。
32-136 内分泌疾患の病態と栄養管理に関する記述である。
32-135 透析患者の栄養管理に関する記述である。
32-134 CKD（慢性腎臓病）における成人の栄養管理に関する記述である。
32-133 62歳、男性。身長170 cm、体重80 kg（標準体重63.6 kg）、管理職（軽労作）。
32-132 60歳、男性。身長168 cm、体重65 kg（標準体重62 kg）。虚血性心疾患と診断された。
32-131 合併症のない男性高血圧症患者の栄養管理に関する記述である。
32-130 肝硬変の栄養管理に関する記述である。
32-129 腸疾患の栄養管理に関する記述である。
32-128 消化器疾患とその栄養管理の組合せである。
32-127 胃食道逆流症の栄養管理に関する記述である。
32-126 高尿酸血症の栄養管理および治療薬とその主な効果の組合せである。
32-125 高カイロミクロン血症の栄養管理に関する記述である。
32-124　54歳、女性。現体重52kg、標準体重50kg、事務員（軽労作）。合併症のない2型糖尿病と診断された。
32-123 肥満症に関する記述である。
32-122　薬剤とその適応疾患の組合せである。
32-121　SOAPとその記載内容の組合せである。
32-120　食品が医薬品の薬理効果に及ぼす影響に関する記述である。
32-119　静脈栄養法に関する記述である。
32-118　経腸栄養法に関する記述である。
32-117　骨格筋量のアセスメント指標である。
32-116　臨床栄養に関わる用語とその説明の組合せである。
32-115 介護報酬、診療報酬に関する記述である。