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30-167 食単価契約をしている事業所給食の収支に関する記述である。

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30-167 食単価契約をしている事業所給食の収支に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)給食費は、自治体からの補助がある。
(2)給食原価の費目別割合は、経費が食材費より大きい。
(3)食材費は、利用者が負担する。
(4)常備食品は、固定費である。
(5)常勤調理従事者の労務費は、変動費である。

解答・解説を見る

(1)給食費は、自治体からの補助はない。

(2)給食原価の費目別割合は、食材費より経費が小さい。

 給食の原価は、食材費、労務費、経費にわけられる。
 給食施設において、この中で最も大きな割合を占めるのは食材費である。

(3)食材費は、利用者が負担する。

(4)常備食品は、変動費である。
 常備野菜でも、使用すればするほど費用はかかる。このことから変動費といえる。
  *固定費とは?…売上高に伴い変動しない費用
  *変動費とは?…売上高に伴って変動する費用

(5)常勤調理従事者の労務費は、固定費である。
 常勤の調理従事者の給料はおおよそ一定であり、売上に伴って変動することはない。
  対して、パートなどの非常勤の調理従事者の労務費は変動費となる。


<用語の意味>

 損益分岐点とは…売り上げと総原価が等しく、利益も損益も無い状態。「固定費÷(1-変動費率)」で求めることができる。
 変動費とは…生産量や販売量に応じて変化する費用
 変動費率の求め方…変動費率=変動費÷売上高
 固定費とは…生産量や販売量に影響されずに発生する費用
 総費用…固定費+変動費

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