(1)腸炎ビブリオは海産魚介類や野菜の浅漬けが発生源となる。
腸炎ビブリオ食中毒の特徴
●好塩性
●グラム陰性桿菌
●潜伏期は12時間くらい
(2)カンピロバクターは食肉類や水が発生源となる。
カンピロバクター食中毒の特徴
●潜伏期は2~7日間
●十分な加熱により予防可能
●症状は下痢や腹痛
〇(3)鶏卵は、サルモネラによる食中毒の発生源となる食品である。
サルモネラ食中毒の特徴
●グラム陰性桿菌
●潜伏期は8~48時間
(4)ブドウ球菌は寿司やおにぎり、手作りケーキなどが発生源となる。
黄色ブドウ球菌食中毒の特徴
●エンテロトキシンという熱に強い毒素を産生する。
●手指の化膿創なども、原因となる。
(5)ウェルシュ菌は深鍋大量調理によるカレーやシチューが発生源となる。はちみつはボツリヌス菌の発生源。
ボツリヌス菌の特徴
●嫌気性菌
●芽胞を作る
●無酸素状態の食品で増殖しやすい(缶詰、瓶詰等)
●はちみつによる乳児ボツリヌス症が発生している。