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25-52 牛乳の成分に関する記述である。

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25-52 牛乳の成分に関する記述である。正しいのはどれか。

(1) 牛乳中のカルシウムは、不溶性より可溶性が多い。
(2) カゼインホスホペプチド(CPP)は、乳清たんぱく質から作られる。
(3) ラクトフェリンは、鉄結合性たんぱく質である。
(4) カゼインミセルは、加熱により凝固して、薄膜を形成する。
(5) 牛乳にはコレステロールは含まれない。

解答・解説を見る

(1) 牛乳中のカルシウムは、可溶性より不溶性が多い。
 可溶性のカルシウムのほうが、不溶性よりも小腸における吸収がスムーズである。牛乳には、この可溶性カルシウムが約30%含まれている。
 その他のカルシウムは、蛋白質などと結合して不溶性カルシウムとして存在している。

(2) カゼインホスホペプチド(CPP)は、カゼインにペプシン(酵素)を作用させることによって生成される。小腸におけるカルシウムの吸収を助けるなどの働きがある。

(3) ラクトフェリンは、鉄結合性たんぱく質である。

(4) ラクトアルブミンやラクトグロブリンは、加熱により凝固して、薄膜を形成する。

(5) 牛乳にはコレステロールが含まれる。
 普通牛乳100gあたり12㎎のコレステロールが含まれている。また、加工乳である低脂肪乳では、コレステロールは6㎎含まれている。

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