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追試25-40 腎・尿路疾患に関する記述である。

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追試25-40 腎・尿路疾患に関する記述である。正しいのはどれか。

(1) 小児の急性糸球体腎炎は、半数以上が黄色ブドウ球菌感染に続発する。

(2) 高血圧は、ネフローゼ症候群の診断基準の1つである。

(3) 血液透析の合併症に、アミロイドーシスがある。

(4) 尿路結石は、尿酸結石が最も多い。

(5) 大量出血により、腎後性急性腎不全をきたす。

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(1) 誤り:小児の急性糸球体腎炎は、半数以上が溶連菌感染に続発する。

急性糸球体腎炎とは、腎臓の糸球体の炎症により、血尿やタンパク尿、むくみ、高血圧がみられる病気である。患者の多くは子供で、溶連菌感染に続発する場合が多い。

(2) 誤り:タンパク尿は、ネフローゼ症候群の診断基準の1つである。

ネフローゼ症候群とは、糖尿病や炎症等で糸球体が傷つき、尿中に大量のタンパク質が排泄されることで、タンパク尿やむくみ、高脂血症がみられる病気である。タンパク尿と低アルブミン血症がみられる。

(3) 正しい

アミロイドーシスとは、アミロイド(線維状の異常タンパク)が様々な臓器に沈着して機能障害を引き起こす病である。アミロイドの基となるβ2ミクログロブリン(β2-m)は腎臓で再吸収されて分解されるが、腎臓病患者では処理できない。透析では分子量の小さいβ2-mが除ききれず、患者の体内に蓄積されることが原因である。

(4) 誤り:尿路結石は、シュウ酸カルシウム結石が最も多い。

シュウ酸はほうれん草やチョコ、紅茶など多くの食品に含まれる。シュウ酸を多く含む食品の過剰摂取などにより、シュウ酸カルシウム結石ができる。

(5) 誤り:大量出血により、腎前性急性腎不全をきたす。

腎不全には、血液不足による腎前性、腎臓そのものの障害(腎炎など)による腎性、尿路の閉塞による腎後性がある。腎臓は血液量が多く、大量出血によってダメージを受ける。

 

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