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目次
栄養教育のマネジメントサイクル
栄養教育のマネジメントサイクルとは、栄養教育によって望ましい行動変容を起こしそれを維持していくために
アセスメント、計画、実施、評価、改善を繰り返していく過程である。
図.栄養教育のマネジメントサイクルのながれ
アセスメント(Assessment)
計画(Plan)
実施(Do)
評価(Check)
改善(Action)
アセスメント
対象者の身体計測や血液検査結果、栄養状態などをアセスメントして、対象者の情報を把握する。
計画
アセスメントの結果を踏まえて、栄養教育プログラムを計画する。
順序としては、①目標の設定、②目標達成のための教育内容の決定、③教育方法や使用教材の選定、④費用の検討、⑤評価方法の検討、⑦指導案の作成のように勧めていく。
実施
計画を基に、栄養教育プログラムを実施する。
評価
評価には、影響評価、結果評価、経済評価、総合評価などを用いる。
影響評価とは、栄養教育プログラムによって対象者にどのような望ましい行動の変容や知識の習得がみられたかを評価する。(標準体重に関する知識の習得、野菜の目安量の知識など)
結果評価は、栄養教育プログラムの目標をどの程度達成できたかを評価する。(体重の減量、野菜摂取量増加など)
経済評価には、費用効果分析や費用便益分析、費用効用分析がある。栄養教育プログラムに要した費用や、それによって得られた効果を用いて評価する。
改善
評価した結果をもとに、栄養教育プログラムの改善を図る。
改善・見直しによって、より良い栄養教育プログラムの計画(Plan)につなげることができる。
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