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37-21 糖質代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

⑴ グリセロールは、グリコーゲンの分解により生じる。

⑵ ヘキソキナーゼは、グルコースを基質とする。

⑶ グルコース輸送体 4(GLUT4)は、肝細胞に存在する。

⑷ アラニンは、筋肉でグルコースに変換される。

⑸ ロイシンは、糖原性アミノ酸である。

問題引用元:厚生労働省. 『第37回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2023) . https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001063776.pdf, (2023年2月26日閲覧)

解答・解説を見る
⑴ グリセロールは、トリグリセリドの分解により生じる。

  • グリセロールは油脂の構成成分の一つである。
  • トリグリセリドは、脂肪酸3つとグリセロールで構成される。

 

⑵ ヘキソキナーゼは、グルコースを基質とする。

⑶ グルコース輸送体 4(GLUT4)は、骨格筋や脂肪細胞に存在する。

  • 肝細胞におけるグルコース輸送体はGLUT2である。

 

⑷ アラニンは、非必須アミノ酸の一つで、肝臓でグルコースに変換される(糖新生)。

⑸ ロイシンは、ケト原性アミノ酸である。

  • ケト原性アミノ酸のみの性質であるのはロイシン、リシンの2種類。ケト原性かつ糖原性アミノ酸であるものは、チロシン、イソロイシン、トリプトファン、フェニルアラニンの4種類で、その他のアミノ酸は糖原性アミノ酸である。

 

 

類似問題

34-21 アミノ酸・たんぱく質・糖質の代謝に関する記述である。 – カコモンズ(旧 Nスタディ)-管理栄養士国家試験 過去問 解答と解説 (nstudy.info)

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