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37-20 酵素に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

⑴ 酵素は、化学反応の活性化エネルギーを増大させる。

⑵ 競合阻害では、反応の最大速度(Vmax)は低下する。

⑶ 競合阻害物質は、活性部位に結合する。

⑷ ミカエリス定数(Km)は、親和性の高い基質で大きくなる。

⑸ トリプシノーゲンは、リン酸化により活性化される。

問題引用元:厚生労働省. 『第37回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2023) . https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001063776.pdf, (2023年2月26日閲覧)

解答・解説を見る

 

⑴ 酵素は、化学反応の活性化エネルギーを低下させる。

⑵ 競合阻害では、反応の最大速度(Vmax)は変化しない

競合阻害では、Km値(ミカエリス定数)が低下する。

ミカエリス定数は基質と酵素の親和性を表す値である。ミカエリス定数が大きいと基質との親和性が低く、ミカエリス定数が小さいと基質との親和性が高いことを示す。

⑶ 競合阻害物質は、活性部位に結合する。

⑷ ミカエリス定数(Km)は、親和性の高い基質で小さくなる

⑸ トリプシノーゲンは、エンテロキナーゼにより活性化される。

 

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