特定原材料として、表示が義務付けられている食品として以下のえび、落花生以外にも卵、小麦、乳、そば、かにがある。
(1) 大豆
〇(2) 落花生
(3) 鶏肉
(4) さば
〇(5) えび
アレルギー表示のきまりは、特定原材料7品目とそれに準ずる20品目で異なります。
アレルギー表示義務のある7品目は、国家試験でも頻出問題なので必ず覚えておきましょう♪
●特定原材料(表示義務のある7品目)
卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生
●特定原材料に準ずるもの(表示が推奨されている20品目)
あわび、いか、いくら、さけ、さば、牛肉、豚肉、くるみ、オレンジ、キウイ、バナナ、まつたけ、もも、やまいも、リンゴ、ゼラチン、ごま、マシューナッツ
★ ポイント
1 表示は『義務』なのか『推奨』されているものなのか?
2 特定原材料の表示のルールについて
食物アレルギーは、人により、ごく微量のアレルギー物質(たんぱく質)によっても発症します。そ のため、その含有量にかかわらず特定原材料等を含む旨の表示が必要です。ただし最終加工品における 特定原材料等の総タンパク質量が数μg/mlの濃度レベル又は数μg/g含有レベルに満たない場合は アレルギー症状を誘発する可能性が極めて低いため、表示を省略することができるとされています。(1)
(1)消費者庁,アレルギー物質を含む 加工食品の 表示ハンドブック,2010,http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin19.pdf(2017.10.10アクセス)