28-46 性周期に関する記述である。

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28-46 性周期に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 排卵後、卵胞は白体から黄体へと変化する。
(2) プロゲステロンは、子宮内膜を増殖・肥厚させる。
(3) プロラクチンは、排卵を誘発する。
(4) 卵胞期に、エストロゲンの分泌が高まる。
(5) 黄体期に、基礎体温は低下する。

解答・解説を見る

(1) 排卵後、卵胞は黄体から白体へと変化する。
 黄体とは、卵子が排卵された後の卵胞が変化したもの。
 黄体からは、エストロゲンとプロゲステロンが分泌され、黄体が白体に変化するとこれらの分泌は低下する。

(2) エストロゲンは、子宮内膜を増殖・肥厚させる。
 エストロゲンは卵胞ホルモンともいわれ、卵巣から分泌される。子宮内膜の増殖・肥厚以外にも、子宮筋の肥大や、乳腺の発育などを促す。 また、エストロゲンには体温を上昇させる働きがあり、白体になるとともにエストロゲンの分泌も減少するため体温は低下する。

(3) 黄体形成ホルモンは、排卵を誘発する。

(4) 卵胞期に、エストロゲンの分泌が高まる。
 卵胞期には、卵胞が成熟する。卵胞は源始卵胞→一次卵胞→二次卵胞の順に成長するが、一次卵胞から二次卵胞に成長する際には、卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)が関与する。
 成熟した卵胞からは、エストロゲンが分泌される。

(5) 黄体期に、基礎体温は上昇する。
 黄体期には、エストロゲンの分泌が増えるため、基礎体温が上昇する。逆に、黄体が退化して白体となると基礎体温は低下する。


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