コンテンツへスキップ

⑩応用力試験

30-190,191 K介護老人福祉施設に勤務する管理栄養士である。認知症高齢者における栄養改善を図るために、食事支援を行っている。

次の文を読み「190」、「191」に答えよ。  K介護老人福祉施設に勤務する管理栄養士である。認知症高齢者における栄養改善を図るために、食事支援を行っている。  利用者は、85歳、女性。5年前に認知症を発症し、施設入所した。6か月間で体重が2.5kg減少している。座位保持は可能である、上肢に麻痺や拘… 続きを読む »30-190,191 K介護老人福祉施設に勤務する管理栄養士である。認知症高齢者における栄養改善を図るために、食事支援を行っている。

29-193,194 21歳、男性、事務職。入社時健診で血清総コレステロールの高値を指摘されて来院した。

次の文を読み「193」、「194」に答えよ。 21歳、男性、事務職。入社時健診で血清総コレステロールの高値を指摘されて来院した。父親が高LDL-コレステロール血症と狭心症で治療中であり、兄は心筋梗塞で突然死している。 身長170cm、体重66kg、ウエスト周囲長82cm、血圧132/80mmHg。両… 続きを読む »29-193,194 21歳、男性、事務職。入社時健診で血清総コレステロールの高値を指摘されて来院した。

27-199,200 60歳、男性。腸閉塞で入院1週間目、中心静脈栄養管理を行っている。身長165cm、体重60kg、体温36.5℃。 1日の補液量は2,000 mLで、補液中のNa+含有量は50 mEq/Lである。

 27-199,200 尿量は800 mL/日、尿中Na排泄量は400 mEq/Lであった。ただし、排便、排液による水分、電解質の喪失は考えないものとする。
199代謝水を300 mL/日としたときの1日の水分バランスに関する評価である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 約1,500 mLの正のバランスである。
(2) 約600mLの正のバランスである。
(3) 平衡状態である。
(4) 約600 mLの負のバランスである。
(5) 約1,500 mLの負のバランスである。
200 1日のNaバランスに関する評価である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 約350 mEqの正のバランスである。
(2) 約220 mEqの正のバランスである。
(3) 平衡状態である。
(4) 約220 mEqの負のバランスである。
(5) 約350 mEqの負のバランスである。

続きを読む »27-199,200 60歳、男性。腸閉塞で入院1週間目、中心静脈栄養管理を行っている。身長165cm、体重60kg、体温36.5℃。 1日の補液量は2,000 mLで、補液中のNa+含有量は50 mEq/Lである。

27-197,198 Aさん、45歳、男性。会社員。特定健康診査の結果は、身長166cm、体重71kg、BMI 25.8 kg/m2、腹囲84cm、血圧134/82 mmHg、血清中性脂肪値163 mg/dL、血清HDL-コレステロール値43 mg/dL、空腹時血糖値98 mg/dLであった。

 また、問診により以下のことが明らかとなった。服薬なし。食事は早食いで、ある。通勤で30分は歩いているが、特に運動はしていない。飲酒量は毎日ビール中瓶l本。喫煙は20歳から1日20本。生活習慣を変えるつもりはない。
197特定保健指導では、最初に、内臓脂肪蓄積のリスクを判定する(ステップ1)。次に、追加リスクをカウントし(ステップ2)、保健指導レベルを決定する。Aさんの追加リスクの数と保健指導レベルの組合せである。正しいのはどれか。lつ選べ。
    追加リスクの数 保健指導レベル
(1)    4 ----------—積極的支援
(2)    3 ----------—積極的支援
(3)    2 ----------—積極的支援
(4)    2 ----------–動機付け支援
(5)    1 ----------–動機付け支援


198 Aさんの行動変容ステージにおける初回面接での対応である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1) 健診結果を見て、どのように感じていらっしゃいますか。
(2) 内臓脂肪の蓄積により、心筋梗塞や脳卒中が起こりやすくなりますが、ご存じですか。
(3) 現在の生活習慣を続けて病気になると、家族にどのような影響が出てくると思われますか。
(4) 週末には、2時間程度の運動をしてみましょう。
(5) 禁煙することについて、どのようにお考えですか。

続きを読む »27-197,198 Aさん、45歳、男性。会社員。特定健康診査の結果は、身長166cm、体重71kg、BMI 25.8 kg/m2、腹囲84cm、血圧134/82 mmHg、血清中性脂肪値163 mg/dL、血清HDL-コレステロール値43 mg/dL、空腹時血糖値98 mg/dLであった。

27-191,192上記の表から読みとることのできる、B県全体と比較したA町の地域診断に関する記述である。

次の文を読み「191」、「192」に答えよ。
下表は、B県にあるA町の人口静態および人口動態について、B県全体と比較したものである。
(表)
正しいのはどれか。2つ選べ。
(1) 人口当たりの死亡者数は等しい。
(2) 悪性新生物の罹患率が高い。
(3) 高齢者の割合が高い。
(4) 人口の自然増がみられる。
(5) 生産年齢人口割合が低い。
192上記の表におけるB県全体との比較に基づき、A町における公衆衛生活動の重点課題を検討した。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 高齢者の自立支援
(2) 妊産婦に対する食生活改善指導
(3) 職域における食環境整備
(4) メタボリックシンドローム対策
(5) がんの一次予防

続きを読む »27-191,192上記の表から読みとることのできる、B県全体と比較したA町の地域診断に関する記述である。

27-193,194 日本人の主食であるご飯に関する記述である。

次の文を読み「193」、「194」に答えよ。
精白米(穀粒)および精白米(めし)の一般成分およびナイアシン含量は、表1の通りである。また、表2には精白米(めし)のアミノ酸組成を示した。
(クリックで拡大)
ナイアシン
193精白米(穀粒)から精白米(めし)への重量変化率(%)を、エネルギー値から推定した値である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 50
(2) 150
(3) 180
(4) 210
(5) 300
194精白米(めし) 200gのナイアシン当量(mgNE)である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 0.2
(2) 0.4
(3) 0.8
(4) 1.2
(5) 1.6

続きを読む »27-193,194 日本人の主食であるご飯に関する記述である。

27-195,196 9月に学校給食を食べた児童に発熱、下痢、嘔吐の症状が確認された。

次の文を読み「195」、「196」に答えよ。
27-195,196 9月に学校給食を食べた児童に発熱、下痢、嘔吐の症状が確認された。調査の結果、初発探知が報告された3日前の給食が原因の食中毒と断定された。有症児童数のピークは原因の給食を食べた日から4日日であった。原因となった給食の献立は、食パン、蒸し鶏のサラダ(鶏肉、卵、じゃがいも、マヨネーズ)、ワンタンスープ、牛乳であった。調理前の食品の保存食および有症児童の便からは、病因物質が同定された。しかし、調理済み食品の保存食からは、確認できなかった。調理工程の記録から、すべての加熱調理は75℃以上、1分間以上の加熱を確認できた。
195この食中毒の病因物質である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) ノロウイルス
(2) ウェルシュ菌
(3) 黄色ブドウ球菌
(4) 腸炎ビブリオ
(5) カンピロバクター
196今回の食中毒事故の再発を防止するために、衛生管理として徹底すべき事項である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) ステンレス器具から木製器具への変更
(2) 汚染作業区域から非汚染作業区域の作業に移る前の手洗い
(3) 加熱調理に関して85℃以上、1分間以上の加熱
(4) 調理従事者家族の検便検査
(5) 給食当番児童の検便検査

続きを読む »27-195,196 9月に学校給食を食べた児童に発熱、下痢、嘔吐の症状が確認された。

28-191,192 職域の健康保険組合が、平成24年度の特定健康診査結果を、特定保健指導の実施や評価のためにデータベース化し、分析した。

次の文を読み「191」、「192」に答えよ。
職域の健康保険組合が、平成24年度の特定健康診査結果を、特定保健指導の実施や評価のためにデータベース化し、分析した。
191データベース化に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
(1) データのバックアップをとらない。
(2) 個人を特定できる情報は記録しない。
(3) 平成23年度の特定健康診査データと比較できるようにする。
(4) レセプト(診療報酬明細書)データと連結させる。
(5) インターネットを通じてコンピュータ操作を行う。
192 血圧に関して集計した結果を表に示す。受診者における高血圧症有病者の割合である。正しいのはどれか。1つ選べ。
<図略>
(1) 20%
(2) 24%
(3) 28%
(4) 32%
(5) 36%

続きを読む »28-191,192 職域の健康保険組合が、平成24年度の特定健康診査結果を、特定保健指導の実施や評価のためにデータベース化し、分析した。

28-193 たんぱく質の真の消化吸収率(%)である。/28-194 試験食に用いた米の栄養素に関する記述である。

次の文を読み「193」、「194」に答えよ。
 窒素を指標として、たんぱく質の消化吸収率を求めるために、成人男性を被験者として、米を用いた試験食によるバランス・スタディを行った。被験者は、エネルギー及び窒素の平衡状態にあり、試験食からの窒素摂取量10.0g/日、糞便中窒素排泄量1.6g/日、尿中窒素排泄量7.5g/日、及び皮膚、毛髪、爪からの窒素損失量0.9g/日であった。無たんぱく質食摂取時の糞便中窒素排泄量は1.0g/日であり、この値を内因性損失量(内因性排泄量)とした。
28-193 たんぱく質の真の消化吸収率(%)である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 75%
(2) 84%
(3) 90%
(4) 94%
(5) 96%
28-194 試験食に用いた米の栄養素に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 第1制限アミノ酸は、トリプトファンである。
(2) ビタミンB1含有量は、玄米に比べて精白米で多い。
(3) アミロペクチン含有量は、もち米に比べてうるち米で多い。
(4) 精白度が上昇すると、たんぱく質の見かけの消化吸収率は低下する。
(5) 精白度が上昇すると、カリウムの含有量は低下する。

続きを読む »28-193 たんぱく質の真の消化吸収率(%)である。/28-194 試験食に用いた米の栄養素に関する記述である。

28-195 Aさんの特定健康診査における、ステップ2の追加リスクの数と…/28-196 Aさんの特定保健指導における初回面接の支援形態である。

次の文を読み「195」、「196」に答えよ。
 Aさん、53歳、女性。会社の特定健康診査の結果は、身長155cm、体重61kg、BMI 25.4kg/m2、腹囲91cm、血圧136/82mmHg、空腹時血糖値98mg/dL、血清中性脂肪値120mg/dL、血清HDL-コレステロール値58mg/dLであった。また、問診により以下のことが明らかになった。服薬なし。喫煙なし。通勤で30分程度歩いているが、日常的運動習慣はない。飲酒量は毎日缶ビール(350ml)1本。朝食を抜くことがある。
195 Aさんの特定健康診査における、ステップ2の追加リスクの数と保健指導レベルの組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
追加リスクの数   保健指導レベル
(1)  0 ――――――― 動機づけ支援
(2)  1 ――――――― 動機づけ支援
(3)  2 ――――――― 動機づけ支援
(4)  2 ――――――― 積極的支援
(5)  3 ――――――― 積極的支援
196 Aさんの特定保健指導における初回面接の支援形態である。正しいのはどれか。2つ選べ。
(1) 個別で1人15分
(2) 個別で1人30分
(3) グループ(8人以下)で30分
(4) グループ(8人以下)で60分
(5) グループ(8人以下)で90分

続きを読む »28-195 Aさんの特定健康診査における、ステップ2の追加リスクの数と…/28-196 Aさんの特定保健指導における初回面接の支援形態である。

28-197 この症例の病態に関する記述である。/28-198 この症例の食事療法に関する記述である。

次の文を読み「197」、「198」に答えよ。
46歳、男性。事務職。会社の健診で検査値の異常を指摘されて来院した。服薬なし。飲酒量は、毎日ビール大瓶2本。喫煙なし。身長168cm、体重84kg、ウエスト周囲長92cm、血圧136/88mmHg。空腹時の採血で血液検査値は、AST 36IU/L、ALT 64IU/L、γ-GTP 164IU/L、総コレステロール213mg/dL、HDL-コレステロール42mg/dL、トリグリセリド255mg/dL、血糖142mg/dL、インスリン10.4μU/mL、HbA1c 7.2%(NGSP)、クレアチニン0.76mg/dL。尿たんぱく(-)。腹部エコー検査で脂肪肝。
197 この症例の病態に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) BMIは、26.5kg/m2である。
(2) 血清LDL-コレステロール値は、120mg/dLと算出される。
(3) 収縮期高血圧である。
(4) インスリン依存状態である。
(5) 非アルコール性脂肪肝炎(NASH)である。
198 この症例の食事療法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 摂取エネルギー量を2,400kcal/日とする。
(2) たんぱく質を0.6g/kg標準体重/日とする。
(3) 脂肪の摂取エネルギー比率を10%とする。
(4) 炭水化物の摂取エネルギー比率を55%とする。
(5) アルコール量をエタノール換算で50g/日とする。

続きを読む »28-197 この症例の病態に関する記述である。/28-198 この症例の食事療法に関する記述である。

28-199 表1に基づき肉類の荷重平均エネルギー量(kcal/100g)を算出/28-200 表2を用いて、献立計画の改善提案のための評価を行った。

次の文を読み「199」、「200」に答えよ。
施設Aは、社員の昼食に複数定食を提供している特定給食施設である。施設の食品群別荷重平均成分表を利用して食品構成と栄養出納表を作成している。
 表1は、施設Aにおける1年間の肉類使用量割合とそれに対応する日本食品標準成分表2010の可食部100g当たりのエネルギー量である。
表2は、定食における10日間の栄養出納表の抜粋である。
<表は省略します。>
28-199 表1に基づき肉類の荷重平均エネルギー量(kcal/100g)を算出した。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 54
(2) 116
(3) 198
(4) 216
(5) 386
28-200 表2を用いて、献立計画の改善提案のための評価を行った。給与栄養目標量を下回る項目である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) エネルギー
(2) たんぱく質
(3) 脂質
(4) 炭水化物
(5) 食塩相当量

続きを読む »28-199 表1に基づき肉類の荷重平均エネルギー量(kcal/100g)を算出/28-200 表2を用いて、献立計画の改善提案のための評価を行った。

30-181 次の文を読み「181」、「182」に答えよ。K病院に勤務する管理栄養士である。NSTラウンドで、肝硬変による腹水と脳症の治療のために1週間前に入院した患者のベッドサイドにいる。

30-181 次の文を読み「181」、「182」に答えよ。K病院に勤務する管理栄養士である。NSTラウンドで、肝硬変による腹水と脳症の治療のために1週間前に入院した患者のベッドサイドにいる。  患者は、70歳、男性。7年前にC型肝炎と診断され、治療していたが、昨年より肝硬変の状態であると告げられた。… 続きを読む »30-181 次の文を読み「181」、「182」に答えよ。K病院に勤務する管理栄養士である。NSTラウンドで、肝硬変による腹水と脳症の治療のために1週間前に入院した患者のベッドサイドにいる。

次の文を読み「183」、「184」、「185」に答えよ。K介護老人福祉施設に勤務する管理栄養士である。

次の文を読み「183」、「184」、「185」に答えよ。  K介護老人福祉施設に勤務する管理栄養士である。利用者への食事支援を行っている。  利用者は、75歳、女性。70歳時に脳梗塞を発症し、N病院に入院した。退院後、自宅でごろごろしていることが多くなり、歩行が不自由になったため、2か月前に入所した… 続きを読む »次の文を読み「183」、「184」、「185」に答えよ。K介護老人福祉施設に勤務する管理栄養士である。

30-198,199,200 次の文を読み「198」、「199」、「200」に答えよ。K市保健センターに勤める管理栄養士である。K市の健康推進プランの策定を担当することになった。

次の文を読み「198」、「199」、「200」に答えよ。  K市保健センターに勤める管理栄養士である。K市の健康推進プランの策定を担当することになった。 K市は勤労世代において、国民健康保険加入者の割合が他の自治体と比較して高い。 30-198 次の表は、昨年のK市と県全体の40歳から65歳までの三… 続きを読む »30-198,199,200 次の文を読み「198」、「199」、「200」に答えよ。K市保健センターに勤める管理栄養士である。K市の健康推進プランの策定を担当することになった。