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38-15 わが国の労働者のメンタルヘルス対策に関する記述である。

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    38-15 わが国の労働者のメンタルヘルス対策に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

    ⑴ 労働安全衛生法では、事業者は、1か月間の時間外労働が80時間を超えた労働者に対して、その情報を通知しなければならない。

    ⑵ ラインケアとは、管理監督者が労働者のメンタル不調の早期発見等に努めることである。

    ⑶ 各都道府県の産業保健総合支援センターは、メンタルヘルスに関する相談事業を行っている。

    ⑷ 対策の基本として、労働者が自身のストレスに気づくことが重視されている。

    ⑸ 全ての事業所において、労働者のストレスチェックを定期的に行わなければならない。

    厚生労働省. 『第38回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2024) . https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001218343.pdf, (2024年3月4日閲覧)

    解答・解説を見る

     

    誤っているのは、⑸ 〔常時50人以上の労働者を使用する事業場〕は、労働者のストレスチェック(心理的な負担の程度を把握するための検査)を定期的に行わなければならない。

    なお、それ以外の〔事業場(常時50人未満の労働者を使用する事業場)〕は、ストレスチェック制度は当分の間、〔努力義務〕とされている。

     

    参考資料

    厚生労働省労働基準局安全衛生部 労働衛生課産業保健支援室. 労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル. https://www.mhlw.go.jp/content/000533925.pdf. 2024/4/25閲覧.

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