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36-129 COPD の病態と栄養管理に関する記述である。

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36-129 COPD の病態と栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

⑴  1 秒率は、上昇する。

⑵ 動脈血酸素分圧は、低下する。

⑶ 除脂肪体重は、増加する。

⑷ 投与エネルギー量を制限する。

⑸ たんぱく質を制限する

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⑴  1 秒率は、低下する。

⑵ COPDでは肺におけるガス交換の低下により、動脈血酸素分圧が低下する。

動脈血酸素分圧:動脈血中の酸素分圧

⑶ 体重減少に伴い、除脂肪体重は減少する¹。

⑷ 投与エネルギー量を増やす。

COPDでは、努力性呼吸などによりエネルギー消費量が増加する。

基礎代謝量(basal energy expenditure, BEE)、活動度因子、ストレス因子を考慮して投与エネルギー量を検討する。

⑸ COPDでは、エネルギー消費増大に伴って筋たんぱくの異化が亢進するため、筋力を維持するためにたんぱく質を十分に摂取する必要がある¹。

 

1 前田 玲ら, COPDの栄養管理―管理栄養士の立場から, 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌, 2015, 25 巻, 1 号, p. 29-3

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