〇(1)歩行速度の測定は、スクリーニングに用いられる。
サルコペニア診断の基準は歩行速度秒速0.8m以下。
〇(2)加齢は、要因となる。
サルコペニアの定義「加齢に伴う筋肉量の減少及び筋力の低下…」とあるように、加齢は要因となる。
〇(3)たんぱく質摂取不足は、要因となる。
たんぱく質の摂取不足は、筋肉量の減少及び筋力の低下を進行させる要因となるため、注意が必要である。
(4)筋力低下は、認められる。
筋肉量の減少に伴って、筋力の低下もみられる。
〇(5)ADL(日常生活動作)は、低下する。
サルコペニアとは?
「加齢に伴う筋肉量の減少及び筋力の低下、身体能力の低下」
診断は、高齢者の場合、①握力が男性26kg未満、女性18kg未満、②歩行速度が秒速0.8m以下
①と②のどちらかまたは両方が当てはまる場合にはサルコペニアを疑う。
確定診断は、DXA法で筋肉量を測定し、男性7.0kg/m2、女性5.4kg/m2未満でサルコペニアとされる。