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25-96 乳汁および調乳に関する記述である。

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    25-96 乳汁および調乳に関する記述である。正しいのはどれか。

    (1) 胎盤由来のエストロゲンは、乳汁分泌に関係しない。
    (2) 脂質は、成熟乳より初乳に多く含まれる。
    (3) 人乳は、牛乳よりたんぱく質中のカゼインの割合が少ない。
    (4) エンテロバクターサカザキ(坂崎菌)の不活化に必要な調乳温度は、50~60℃である。
    (5) 家庭での調乳では、終末殺菌法が一般に用いられている。

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    (1) 胎盤由来のエストロゲンは、乳汁分泌を抑制する。

     エストロゲンは、主に卵巣から分泌される。エストロゲンの他の働きとして、乳腺の発達促進、子宮内膜の増殖などがある。

    (2) 脂質は、初乳より成熟乳に多く含まれる。

    (3) 人乳は、牛乳よりたんぱく質中のカゼインの割合が少ない。

    (4) エンテロバクターサカザキ(坂崎菌)の不活化に必要な調乳温度は、70℃以上である。

    (5) 家庭での調乳では、無菌操作法が一般に用いられている。

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