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32-157 A市では住民を対象とした健康診査を実施した結果、メタボリックシンドロームの者が増加していることがわかった。

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    32-157 A市では住民を対象とした健康診査を実施した結果、メタボリックシンドロームの者が増加していることがわかった。A市が、最初に取り組むべき目標である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    (1)ウエスト周囲長の基準値を超える者の割合を減らす。
    (2)適切な質と量の食事を習慣的に摂取している者の割合を増やす。
    (3)自己実現を図れる者の割合を増やす。
    (4)栄養バランスの良い食事を知っている者の割合を増やす。

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     メタボリックシンドロームとは?

     内臓脂肪型肥満に、高血糖、高血圧、脂質代謝異常を併せ持つもので動脈硬化性疾患のリスクが高い状態である。

     診断基準として、

     ①腹囲 男性85cm以上 ②女性90cm以上

     と、以下の3つの2つ以上を併せ持つとメタボリックシンドロームと診断される。

     + 高トリグリセリド血症(≥ 150mg/dL)かつ/または 低HDLコレステロール血症(< 40mg/dL)
     + 収縮期(最大)血圧(≥ 130mmHg)かつ/または 拡張期(最小)血圧(≥ 85mmHg)
     + 空腹時高血糖(≥ 110mg/dL)


    メタボリックシンドローム対策として、市がまず取り組むことは、

    (4)栄養バランスの良い食事を知っている者の割合を増やす。

    であると考えられる。

    次いで、

    (2)適切な質と量の食事を習慣的に摂取している者の割合を増やす。

    ことによって、

    (1)ウエスト周囲長の基準値を超える者の割合を減らす。

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