(1) 日本人の食事摂取基準 〔 栄養素レベル 〕
「日本人の食事摂取基準」は、国民の健康の保持・増進を図る上で
摂取することが望ましいエネルギー及び栄養素の量の基準を示すもの[1]であり、栄養素レベルに当てはまる。
(2) 栄養成分表示 〔 栄養素レベル 〕
栄養表示基準制度により、
①エネルギー(熱量)、②タンパク質、③脂質、④炭水化物、⑤食塩相当量
の5項目を表示することが定められており、栄養素レベルに当てはまる。
(3) 6つの基礎食品 〔 食品(食材量)レベル 〕
食品に含まれている栄養素の分類は
「五大栄養素」、「三色食品群」、「6つの基礎食品」などがある[2]。
〈6つの基礎食品〉
1群…魚、肉、卵、大豆、大豆製品
2郡…牛乳・乳製品、海藻、小魚
3郡…緑黄色野菜
4群…淡色野菜、果物
5群…穀類、いも類、砂糖類
6群…油脂、脂質の多い食品
(4) 食事バランスガイド 〔 料理(食事)レベル 〕
食事バランスガイドでは、1日に「何を」、「どれだけ」食べたらよいかを考える際の参考資料として、
食事の望ましい組み合わせとおおよその量を料理や食品のイラストで示している[3]。
主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つの料理区分で示されており、
料理(食事)レベルに当てはまる。
〇(5) 米国のMyPlate 〔 食品(食材量)レベル 〕
「アメリカ人のための食生活指針 2015-2020」に基づいて、
健康的な食事パターン実践のための一般向けツールとして、MyPlateが作成されている[4]。
皿とコップのイラストを用いて、
赤:果物、緑:野菜、紫:たんぱく質、茶色:穀物、青:乳製品 と色分けし、
望ましいバランスを面積で表しており、食品(食材量)レベルに当てはまる。
※引用元
[1]厚生労働省,e‐ヘルスネット 日本人の食事摂取基準,
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-025.html(2024/8/15閲覧)
[2]農林水産省,栄養素と食事バランスガイドとの関係,https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/zissen_navi/balance/guide.html(2024/8/15閲覧)
[3]農林水産省. 「食事バランスガイド」について, https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/ (2024/8/16閲覧)
[4]厚生労働省,他の国ではどんなフードガイドを用いているの?,
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/evidence/gaikoku.html(2024/8/28閲覧)
文責:アヒル(O)