34-104 宅配弁当会社に勤務する管理栄養士が、ソーシャルマーケティングの考え方を活用して、利用者への栄養教育用パンフレットを作成することになった。
34-104 宅配弁当会社に勤務する管理栄養士が、ソーシャルマーケティングの考え方を活用して、利用者への栄養教育用パンフレットを作成することになった。事前に調査を行い、利用者全体の状況を把握した。次に行うこととして、最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1)利用者の中のどの集団を栄養教育の対象とするかを決定する(ターゲティング)。
(2)利用者の特性別に栄養教育のニーズを把握し、利用者を細分化する(セグメンテーション)。
(3)対象となる利用者に、パンフレットがどのように価値付けされるかを検討する(ポジショニング)。
(4)パンフレットの作成に、マーケティング・ミックス(4 P)を活用する。
(5)利用者への栄養教育前に、パンフレットをスタッフ間で試用して改善する(プレテスト)。
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正しいのは、〇(2)利用者の特性別に栄養教育のニーズを把握し、利用者を細分化する(セグメンテーション)。
問題を例に、マーケティングの流れを作ると以下のようになる。
〔 マーケティングの流れ 〕
① セグメンテーション
「事前に調査を行い、利用者全体の状況を把握」
「利用者の特性別に栄養教育のニーズを把握し、利用者を細分化する」
↓
② ターゲティング
「利用者の中のどの集団を栄養教育の対象とするかを決定する」
↓
③ ポジショニング
「対象となる利用者に、パンフレットがどのように価値付けされるかを検討する」
↓
④ マーケティング・ミックスを用いた具体的施策
「パンフレットの作成」
↓
⑤ プレテスト
「利用者への栄養教育前に、パンフレットをスタッフ間で試用して改善する」