(1)細胞内液量は減少する。
加齢によって、細胞内液量だけでなく、臓器(心臓を除く)や、骨量、徐脂肪量、体水分量も減少する。
逆に、体脂肪量は変化しないために、体脂肪率は高くなりやすい。
〇(2)収縮期血圧は、上昇する。
加齢によって、動脈は弾力が無くなったり、硬くなってしまうため、より多くの収縮力が必要となり、収縮期血圧は上昇する。
(3)糸球体濾過量は低下する。
まず、糸球体と腎小体を合わせたものを、ネフロンというが、
加齢に伴って、ネフロンの数は減少し、それに伴って糸球体濾過量は低下する。
また、ネフロンと減少とともにエリスロポエチンの分泌も減少するため、貧血を起こしやすい。
(4)肺活量は低下する
筋肉量の低下および呼吸筋の低下によって、肺活量は減少する。
また、残気量は増加。一秒率は低下。
(5)細胞内テロメアは加齢によって短くなる。