29-94 成人期以降の加齢に伴う身体的変化である。

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29-94 成人期以降の加齢に伴う身体的変化である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)細胞内液量は、増加する。
(2)収縮期血圧は、上昇する。
(3)糸球体濾過量は、増加する。
(4)肺活量は、増加する。
(5)細胞内テロメアは、長くなる。

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(1)細胞内液量は減少する。
 加齢によって、細胞内液量だけでなく、臓器(心臓を除く)や、骨量、徐脂肪量、体水分量も減少する。
 逆に、体脂肪量は変化しないために、体脂肪率は高くなりやすい。

(2)収縮期血圧は、上昇する。
 加齢によって、動脈は弾力が無くなったり、硬くなってしまうため、より多くの収縮力が必要となり、収縮期血圧は上昇する。

(3)糸球体濾過量は低下する。
 まず、糸球体と腎小体を合わせたものを、ネフロンというが、
 加齢に伴って、ネフロンの数は減少し、それに伴って糸球体濾過量は低下する。
 また、ネフロンと減少とともにエリスロポエチンの分泌も減少するため、貧血を起こしやすい。

(4)肺活量は低下する
 筋肉量の低下および呼吸筋の低下によって、肺活量は減少する。
 また、残気量は増加。一秒率は低下。

(5)細胞内テロメアは加齢によって短くなる。


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