29-45 生殖器系の構造と機能に関する記述である。

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29-45 生殖器系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)卵胞刺激ホルモン (FSH)は、テストステロンの分泌を刺激する。
(2)精子には、22本の染色体が存在する。
(3)テストステロンは、前立腺から分泌される。
(4)性周期の卵胞期には、エストロゲンの分泌が高まる。
(5)性周期の黄体期には、子宮内膜が脱落する。

解答・解説を見る

(1)卵胞刺激ホルモンはエストロゲン分泌を刺激する。
 性腺刺激ホルモンとして、卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンがある。
このうち、テスロステロンの分泌を刺激するのは、黄体形成ホルモン(プロゲステロン)である。

(2)精子には、22本の常染色体と1本のXあるいはY染色体(性染色体)の計23本の染色体がある。
 卵子には、22本の常染色体と、1本のX染色体(性染色体)の計23本の染色体がある。

(3)テスロステロンは精巣から分泌される。
 テストステロンは、精巣の間質細胞から分泌される。
<テストステロンの働き>
① 思春期における男性性器の発育
② たんぱく質合成を高め、筋や骨格の発達を促す。
③ 精子の形成・成熟

(4)性周期の卵胞期には、エストロゲンの分泌が高まる。
 性周期は、卵胞期、排卵期、黄体期にわけられる。

(5)性周期の黄体期には、子宮内膜が増殖する。
 卵胞刺激ホルモンの分泌によって卵胞は成熟し、その卵胞からエストロゲンが分泌されることによって子宮内膜が増殖する。


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