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28-81 たんぱく質の栄養に関する記述である。

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28-81 たんぱく質の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1) 食品たんぱく質の化学的評価法は、窒素出納法を利用している。
(2) 生物価は、吸収窒素量を摂取窒素量で除して求める。
(3) 不可欠アミノ酸(必須アミノ酸)の必要量は、アミノ酸の種類によって異なる。
(4) 糖質や脂質からのエネルギー摂取が不足すると、窒素出納は正になる。
(5) グルココルチコイドは、体たんぱく質の合成を促進する。

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(1) 食品たんぱく質の化学的評価法は、必須アミノ酸量を分析し評価する方法(アミノ酸スコア又はアミノ酸価)を用いている。

(2) 生物価は、体内保留窒素量を吸収窒素量で除して求める。

 「生物価と正味たんぱく質利用率」

 ●生物価=体内保留窒素量÷吸収窒素量
 (体内に吸収された窒素量のうち、体内に保留された窒素量を表す。)
 ●正味たんぱく質利用率=体内保留窒素量÷摂取窒素量
 (摂取した窒素量のうち、体内に保留された窒素量を表す。

(3) 不可欠アミノ酸(必須アミノ酸)の必要量は、アミノ酸の種類によって異なる。

(4) 糖質や脂質からのエネルギー摂取が不足すると、窒素出納は負になる。

(5) グルココルチコイドは、体たんぱく質の分解を促進する。

 グルココルチコイド:副腎皮質で産生されるステロイドホルモン

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