17-8 2型糖尿病の栄養指導に関する記述である。

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17-8 2型糖尿病の栄養指導に関する記述である。正しいのはどれか。

(1) 指示エネルギー量は、実測体重1kg当たり25~30kcalとするよう指導する。
(2) 1日の総エネルギー摂取量を指示通りに摂取すれば、特に油脂類を制限する必要はない。
(3) α-グルコシダーゼ阻害剤使用者では、穀類、芋類。砂糖類を制限しない。
(4) インスリン治療導入時には、血糖の日内変動をみながら食べ方(食事回数・時間・内容など)を修正する。
(5) アルコール飲料は、1日の総エネルギーの範囲内で飲んでよい。

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(1)指示エネルギー量は実測体重ではなく、標準体重を用いて算出する。

 軽い労作では25~30kcal×標準体重、中等度の労作では30~35kcal×標準体重、重い労作では、35kcal×標準体重以上とする。

(2)油脂類および脂質の摂取量は、指示エネルギー量の20~25%とする。

(3)α-グルコシダーゼ阻害薬は、糖の吸収を遅らせることにより食後高血糖を防ぐ働きがあるが、糖は最終的に全量吸収されるので穀類やイモ類、砂糖類の制限は必要である。

(4)インスリン治療導入時には、血糖の日内変動をみながら食べ方(食事回数・時間・内容など)を修正する。

(5)アルコールの過剰摂取は血糖コントロール悪化の原因となるため、一日の摂取量は2単位以内とし、必ず飲酒しない日(休肝日)を設けるようにする。

 


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