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27-15 ホルモンについての記述である。

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27-15 ホルモンについての記述である。正しいのはどれか。

(1)アディポネクチンは、筋肉組織から分泌される。
(2)大量に飲水すると、バソプレシンの分泌は増加する。
(3)パラトルモンは、血中カルシウム濃度を上昇させる。
(4)レプチンは、食欲を亢進させる。
(5)グルカゴンは、血糖値の上昇によって分泌される。

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(1)アディポネクチンは、脂肪細胞から分泌される。

 アディポネクチンには、エネルギー消費の増大作用、脂肪酸酸化の増大作用、インスリン感受性の改善作用などがある。

(2)大量に飲水すると、バソプレシンの分泌は抑制される。

 バソプレシンは、下垂体後葉から分泌されるホルモンで主に2つの働きがある。
 ①尿細管での水の再吸収
 ②血圧上昇(末梢血管収縮による)

 *パソプレシンの他に、下垂体後葉から分泌されるホルモンとしてオキシトシンがある。

(3)パラトルモンは、血中カルシウム濃度を上昇させる。

(4)レプチンは、食欲を低下させるホルモンで脂肪細胞から分泌される。

(5)グルカゴンは、血糖値の低下によって分泌される。

 グルカゴンは、膵臓のランゲルハンス島A細胞から分泌される。血糖値の上昇に働くホルモンである。

 血糖値の上昇によって分泌されるのは、すい臓のランゲルハンス島β細胞から分泌されるインスリンである。

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