(1)筋肉のグリコーゲンは、血糖値の維持に利用されない。
肝臓のグリコーゲンは、血糖値の維持に利用される。
(2)赤血球は、エネルギー源として血糖を利用している。
赤血球はミトコンドリアを持たないことから、脂肪酸をエネルギー源として利用することができない。
(3)脂肪酸からグルコースを生成することはできない。
グルコースからできるピルビン酸から脂肪酸の原料になるアセチルCoAが生じる過程は不可逆であるため
(4)脳はエネルギー源としてグルコースを利用している。
脳はグルコースを主なエネルギー源としているが、絶食時間が長くなるにつれて、肝臓から放出されるケトン体をエネルギ―源として利用するようになる。
また、脳はグルコースの枯渇を受け、ケトン体もエネルギー源として利用することができるが、その全てをケトン体で補うことはできず、ケトン体で補える割合はおよそ20%程度であるといわれている。
〇(5)脂肪組織は、グルコースをトリアシルグリセロールに変換して貯蔵する。