29-86 多量ミネラルに関する記述である。 第29回(2015, H27) 29-基礎栄養学 ④基礎栄養学 29-基礎栄養学 カルシトニン パラソルモン 多量ミネラル 微量ミネラル kakomons スポンサーリンク 29-86 多量ミネラルに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 (1)クロムは、多量ミネラルである。 (2)副甲状腺ホルモン (PTH)は、骨へのカルシウムの蓄積を促進する。 (3)血中カルシウムイオン濃度の低下は、骨吸収を促進する。 (4)体内のリンの80%以上は、細胞内液に存在する。 (5)マグネシウムを大量に摂取すると、便秘が誘発される。 解答・解説を見る (1)クロムは微量ミネラルである。 多量ミネラルには、カルシウム、カリウム、リン、硫黄、マグネシウム、ナトリウム、マグネシウム、塩素などがある。 (2)カルシトニンは、骨へのカルシウムの蓄積を促進する。 副甲状腺ホルモン(パラソルモン)は、骨吸収を促進し、血中のカルシウム濃度を維持する働きがある。 〇(3)血中カルシウムイオン濃度の低下は、骨吸収を促進する。 ・血中カルシウムイオン濃度の低下⇒骨吸収促進(カルシウムを血中へ) 関与するホルモンは、パラソルモン ・血中カルシウムイオン濃度の増加→骨形成促進(骨へのカルシウム蓄積) 関与するホルモンは、カルシトニン (4)リンの約80%はカルシウムやマグネシウムと結合し、骨や歯を形成している (5)マグネシウムには、腸内に水分を引き寄せ、便を軟化させる作用があるので、下痢を誘発する。 スポンサーリンク