29-161 地域において1,000人の成人女性を対象に、食事と乳がんとの関係を明らかにするための栄養疫学研究を計画したい。1回の食事調査結果から個人の習慣的な食物摂取状況を把握する方法である。


29-161 地域において1,000人の成人女性を対象に、食事と乳がんとの関係を明らかにするための栄養疫学研究を計画したい。1回の食事調査結果から個人の習慣的な食物摂取状況を把握する方法である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)食事記録法(秤量法)
(2)食事記録法(目安量法)
(3)24時間食事思い出し法
(4)食物摂取頻度調査法
(5)陰膳法

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(1)『食事記録法』…数日間に摂取した飲食物とその量をその都度記録する。大人数に向かない。

(2)1000人もの大規模な調査において、調査の負担が大きい食事記録法は向かない。

(3)『20時間食事思い出し法』…熟練した管理栄養士が面接による調査を行う。大規模な調査には向かない。

(4)食物摂取頻度調査法…数百人、数千人の大規模な調査に向く。
  食物摂取頻度法
 <メリット>
 ・コーディングが簡便である。
 (調査を機械的に行うこともでき、それに対してあまり費用はかからない。)
 ・長期間の食事摂取状況を把握できる。
 ・多人数の評価が可能で回答率も高い。
 ・栄養士を必要としない。
 ・疫学研究に用いりやすい。
 <デメリット>
 ・栄養素の摂取量を精密に把握することはできない。 
 ・日間変動に関する情報が得られない。

5)『陰膳法』…対象者の摂取した食事と同じものをもう1食分作ってもらい、それを買って、分析を行い、摂取量を測る。とても手間がかかるので1000人を対象とした調査には向かない。


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