28-11 ホルモンの分泌についての記述である。

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28-11 ホルモンの分泌についての記述である。正しいのはどれか。

(1)血中カルシウム値の低下は、カルシトニンの分泌を促進する。
(2)血糖値の低下は、インスリンの分泌を促進する。
(3)ストレスに曝露されると、糖質コルチコイドの分泌が増加する。
(4)血漿浸透圧が上昇すると、バソプレシンの分泌が減少する。
(5)腎血流量が低下すると、レニンの分泌が減少する。

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(1)血中カルシウム値の低下は、カルシトニンの分泌を抑制する。血中カルシウム値の低下によって分泌が促進されるのは、パラソルモンである。

 ●カルシトニン:甲状腺傍濾胞細胞から分泌される。血中カルシウムイオン濃度の上昇により分泌。骨形成を促進する。尿細管でのカルシウムイオン排出促進。カルシウムイオンの血中放出の抑制。
 ●パラソルモン:服甲状腺から分泌される。血中カルシウムイオン濃度の低下による分泌。尿細管でのカルシウム再吸収を促進。ビタミンDの活性化促進によるカルシウムイオン吸収促進。骨吸収の促進。

(2)血糖値の上昇は、インスリンの分泌を促進する。

 血糖値の低下は、グルカゴンやアドレナリン、コルチゾールの分泌を促進する。

(3)ストレスに曝露されると、糖質コルチコイドの分泌が増加する。

(4)血漿浸透圧が上昇すると、バソプレシンの分泌が増加する。

 バソプレシンの分泌増加により、尿細管での水の再吸収を促進する。

(5)腎血流量が低下すると、レニンの分泌が増加する。

 レニンは、腎血流量の低下によって腎臓帽子球体から分泌される。レニンは、アンギオテンシノーゲンをアンギオ点心Ⅰに変える。


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