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35-87 日本人の食事摂取基準(2020 年版)における小児に関する記述である。

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35-87 日本人の食事摂取基準(2020 年版)における小児に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

⑴  1 ~ 2 歳児の参照体重は、国民健康・栄養調査の中央値である。

⑵  3 歳児の基礎代謝基準値は、 1 歳児より大きい。

⑶  1 ~ 5 歳児の身体活動レベル(PAL)は、 1 区分である。

⑷ 小児( 1 ~17 歳)の脂質の DG(% エネルギー)は、成人(18 歳以上)より高い。

⑸  3 ~ 5 歳児のビタミン A の UL には、性差はない。

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解答(3)

⑴ 18 歳以上の参照体重は、国民健康・栄養調査の中央値である。

0~17 歳は、日本小児内分泌学会・日本成長学会合同標準値委員会による小児の体格評価に用いる身長、体重の標準値を基に、年齢区分に応じて、当該月齢及び年齢区分の中央時点における中央値を引用した。ただし、公表数値が年齢区分と合致しない場合は、同様の方法で算出した値を用いた。

厚生労働省,日本人の食事摂取基準2020年版,p11,https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf.2021年5月18日アクセス.

⑵  3 歳児の基礎代謝基準値は、 1 歳児より小さい。

基礎代謝基準値(男児)

1~2歳:61.0(kcal/kg 体重/日)

3~5歳:54.8(kcal/kg 体重/日)

 

⑶  1 ~ 5 歳児の身体活動レベル(PAL)は、 1 区分である。

6歳から身体活動レベル(PAL)は、 3区分になる。

 

⑷ 小児( 1 ~17 歳)の脂質の DG(% エネルギー)は、成人(18 歳以上)と同じである。

⑸  3 ~ 5 歳児のビタミン A の UL には、性差はある。

男子:700 μgRAE/日

女子:850 μgRAE/日

 

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