39-135 重度嚥下障害患者の直接訓練で用いる食品である。

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39-135 重度嚥下障害患者の直接訓練で用いる食品である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

⑴ 麦茶

⑵ とろみ茶

⑶ おもゆ

⑷ よく潰したバナナ

⑸ 絹ごし豆腐

厚生労働省. 『第39回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2025) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001428961.pdf, (2025年7月27日閲覧)

解答・解説を見る

日本摂食・嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2013 では

嚥下訓練食品の位置づけとして、

コード0j:”均質で付着性が低く凝集性が高く硬さがやわらかく離水が少ないゼリー, スライス状にすくうことが容易で,スプーンですくった時点で適切な食塊状となっているもの

コード0t:”均質で付着性が低く粘度が適切で凝集性が高いとろみの形態スプーンですくった時点で適切な食塊状となっているもの

が挙げられている。これをもとに選択肢を精査する。

 

⑴ 麦茶

麦茶はとろみがなく(粘度が低く)、利用する際にはとろみを追加しなければ用いることができない

 

⑵ とろみ茶

正しい。とろみの度合いによっては・・・となるが、

他の選択肢が明確にバツのためこれが正答となる。

 

⑶ おもゆ

おもゆ学会分類2–1に当てはまり、0jや0tではないので適さない

 

⑷ よく潰したバナナ

⑸ 絹ごし豆腐

これら二つは固形物であるため、嚥下の訓練には適さない

 

文責:アヒル


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