38-100 図は、減量のため間食を制限しているKさんの行動を、連続的に表したものである。「オペラント条件づけ」の、刺激、反応(行動)、結果(次の刺激)に対応する、図中のA~Jの組合せである。

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38-100 図は、減量のため間食を制限しているKさんの行動を、連続的に表したものである。「オペラント条件づけ」の、刺激、反応(行動)、結果(次の刺激)に対応する、図中のA~Jの組合せである。最も適当なのはどれか。 1つ選べ。

 

 刺激   反応    結果

(1)  A  C  G

(2)  A  D  H

(3)  B  E  F

(4)  B  H  I

(5)  B  H  J

厚生労働省. 『第38回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2024) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001218343.pdf, (2024815日閲覧)

 

解答・解説を見る

 

オペラント条件付けとは?レスポンデント条件付けとの違い。 – カコモンズ 

この解説にあるように、人がなんらかの行動を起こした後、

報酬や罰を与えることによってその行動の頻度を調節し、自発的な行動変容を促すことをオペラント条件付けという。

それに対して「レスポンデント条件付け」は、何らかの刺激によって起こる反射的受動的な行動である。

 

(1) A店の前を通りかかる→C食べてみたいと思う→G期間限定デザートを購入する

(2) A店の前を通りかかる→D店舗内に入る→H食べる

(1) (2)は、店の前を通りかかったことによる反射的な行動によって

デザートを購入する、食べる、という結果になっており、レスポンデント条件付けの対応を示している。

 

(3) B期間限定デザートの看板を見る→Eコーヒーだけで我慢しようかと迷う→F今、食べないと後悔すると思う

自発的な行動を起こした部分がなく、オペラント条件付けで当てはまる所がない。

 

(4)正しい選択肢。

B期間限定デザートの看板を見る→ H食べる→ Iおいしい、と満足する

看板を見るという刺激により、食べるという自発的な行動を起こし、

その結果が「おいしいと満足する(次の行動の刺激)」になっている。オペラント条件付けを示している。

 

(5) B期間限定デザートの看板を見る→H食べる→J次も食べに来ようと思う

食べた後の結果が、「次も食べようと思う」であり、「次の行動の刺激」には当てはまらない。

 

 

文責:アヒル(O)


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