36-21 脂質の代謝に関する記述である。

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36-21 脂質の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

⑴ アラキドン酸は、一価不飽和脂肪酸である。

⑵ オレイン酸は、体内で合成できない。

⑶ 腸管から吸収された中鎖脂肪酸は、門脈に入る。

⑷ キロミクロンは、肝臓から分泌される。

⑸ LDL は、HDL から生成される。

解答・解説を見る
⑴ アラキドン酸は、n-6系の多価不飽和脂肪酸である。

⑵ オレイン酸は、体内で合成できるα-リノレン酸、リノール酸は、体内で合成できない。

※教科書によってはアラキドン酸なども必須脂肪酸に含まれますが、「アラキドン酸はリノール酸から合成できる」ので
 アラキドン酸が必須脂肪酸として出題される可能性は限りなく低いと考えます。(2024.07.09 改訂 アヒル)

⑶ 腸管から吸収された中鎖脂肪酸は、門脈に入る。

⑷ キロミクロンは、小腸細胞で取り込まれた脂質(主にトリグリセリド)を全身に輸送する。キロミクロン中のトリグリセリドは、リポタンパク質リパーゼ(LPL)により分解されて全身のあらゆる組織で利用され、最終的にキロミクロン・レムナントとして肝臓に取り組まれる。

⑸ LDL は、VLDL から生成される。


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